一昨日(8月2日)、「エチカの鏡」というフジテレビの番組を見ていたら、とてもユニークな書店が紹介されていた。その名を「読書のすすめ」という。一見すると街中にある普通のお店なのだが、置いてある本が新刊やベストセラーものではなく、店主の清水克衛さんが実際に読まれてこれは良いと思われた「お勧め本」が中心になっている。通常、平積みされている本は一般の書店では新刊ものというのが常識だが、このお店では古いものだと10年前に出版された本が置いてあったりする。面白い!
不勉強で全く知らなかったのだが、清水さんは「本のソムリエ」としてとても著名な方なのであった。素晴らしいのは来店したお客さんに気さくに話しかけ、悩み事などを聞いてそのお客さんにとって一番良い本を瞬時にセレクトしてくれるのだ。いやぁ、これは凄い。
膨大な書籍を読んで勉強しなければ当然こんなことは出来ない。清水さんは今でも1日に最低10冊以上の本を読むそうだ。一体どこにこのお店はあるのだ?
なんと江戸川区の篠崎。これは同じ江戸川区民としては行かなければ!幸い今日もお休みだったので速攻で外出の準備をして、地図で場所を確認。「ん?これは歩いて行けるかも」と早速出かける。取りあえず篠崎街道に出よう決め、5分後、篠崎街道を右手に望む江戸川の土手に到着。が・・・
「甘かった・・・。」
今は真夏であった。たった5分歩いただけで汗だくになっちまった。
約40分後、ようやくお店に到着。江戸川区って広いのね (滝汗)店内はそれ程広くはないけど、すでにお客さんが何人かいた。オイラが行った時、清水さんはいらっしゃらなかった (恐らくお店の奥にいらしたのかも。ひっきりなしにかかってくる電話の応対をされているお声が聞こえてきたので。ウェブサイトを見るとテレビ放映後、電話とサーバーがパンクしたそうだ)けど、若い店員さんが中学生と思しき男の子に色々アドバイスをされていた。ムイ・ビエン!
テレビでの放映どおり、平積みにされている本は興味深いものばかりだった。オイラは今日、下記の三冊を購入。
- ステファノ・フォン・ロー (文) トルステン・クロケンブリンク (絵)
「小さいつが消えた日」 - 講談社・編
「癒しの旅 古仏巡礼」 - エンリケ・バリオス著 石原彰二 (訳) さくらももこ (絵)
「アミ 小さな宇宙人」
いま「小さいつが消えた日」を読んでいるんだけど、素っ晴らしいぜっっ!(あえて小さな“っ”を多用・・・) 読みなさいっ!by おすぎ (凹)
興味のある方は是非一度お店に行ってね。
ふ~んん面白そうな本屋さん!
篠崎は都営新宿線ですね。降りたことないけど。駅から近いのでしょうか?
私は本屋さんとレコード屋さん(CDショップではなくね)の匂いが好きでした。あ、本屋さんは今でもね。
Luziaさんはカルロス・ルイス・サフォンの「風の影」って読んだことある?
ちょっと壮絶な内容(?)だけど、「忘れられた本の墓場」というのが出てきます。
本好きには面白いかも。
@Angelitaさん
姉さん、おはようございます。
篠崎駅からは7~8分ということです。(公式サイトの案内では)そんなに遠くないですよ。(たぶん)
テキスト・フェチとしては、書店のかほりもフェチ対象であります。たまんないっす。
>カルロス・ルイス・サフォンの「風の影」って読んだことある?
おうっ!読んだことないです。面白そうですね。絶対に読みます!