わび・さび

「好きな映画監督は?」と問われて真っ先に思い浮かぶのはWim Wenders (ヴィム・ヴェンダースW)かなぁ。1984年に公開され、カンヌ映画祭でグランプリも受賞した「Paris, Texas (邦題:パリ、テキサスW)もフェイヴァリットだけど、その3年後に公開されたDer Himmel uber Berlin (邦題:ベルリン・天使の詩)もたまらなく好きだ。

東西統一目前のドイツが舞台。守護天使ダミエルは人類創世の頃から人間の歴史を見つめ続け見守りつつ、人々の内なる声に耳を傾け続けてきた。天使の目に映る光景はすべてモノトーン。天使の姿は子供だけが見ることが出来のだがある日、ベルリンに撮影で訪れたPeter Falk (ピーター・フォークW ※刑事コロンボの人ね。この映画ではピーター・フォーク役で出演!)はダミエルの存在に気付く。ある日、ベルリンにサーカスの公演に来ていた舞姫マリオン (Solveig Dommartin:ソルヴェーグ・ドマルタン)に想いを寄せるようになり、親友カシエル (Otto Sander:オットー・サンダー)に人間になりたいことを打ち明ける。そしてついに・・・。

といった内容です。天使っていうと宗教画に描かれているような天使を想像しますが、この映画では名優Bruno Ganz (ブルーノ・ガンツW)が演じているわけで、つまり普通に「おっさん」です。でも、すんごくいいんだよねぇ。なんか変な意味じゃなくてとても可愛いんだわ、このダミエルって。また合間に挿される詩、台詞、独特なカメラワークがいかにもヴェンダースって感じでとっても美しい!

多少難解なところもあるからか、1998年にハリウッド・リメイクされた「City of Angels (邦題:シティ・オブ・エンジェル)」(Nicholas Cage (ニコラス・ケイジW)、Meg Ryan (メグ・ライアンWが主演)の方が好きっ!っていう方々も多いですが、オイラはヴェンダースの「わび・さび」な感じのオリジナルの方が断然好きだっ!

未見の方は絶対一度は観てね。続編の「In Weiter Ferne, So Nah! / Faraway,So Close! (邦題:時の翼にのって/ファラウェイ・ソークロス)もお勧め!

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ベルリン・天使の詩 デジタルニューマスター版 [DVD]

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価格¥ 4,104

監督ヴィム・ヴェンダース

出演者ブルーノ・ガンツ, ソルヴェイグ・ドマルタン

出版社東北新社

商品カテゴリーDVD

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続編。こちらはちょっと切ないお話。

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  1. そうでした。ヴェンダースの「ベルリン・天使の詩」は去年Luziaさんに勧められた初めて観たんでしたっけ。
    コロンボがそのまま出てきて面白かったけれど、何ともいえないヒューマニズムに包まれた不思議な静けさの中に、暖かさが漂った映画ですね。
    続編はまだ未見です。

    私は同じくヴェンダースの「リスボン物語」も好き。
    彼がポルトガルの歌姫、マドレデウスのテレーザに「恋」をして、彼女に捧げてような映画です。
    哀愁の漂う美しいリスボンの風景にテレーザの澄んだ声を響かせた印象的な作品。もう一度観たいけれどDVDは絶版です・・・。

    • Luzia
    • 2009年 8月 26日

    @Angelitaさん
    >コロンボがそのまま出てきて面白かったけれど、
    ピーター・フォークが結構重要な役柄なんですよね。野次馬が「コロンボーっっ!」で叫ぶのが笑えました。ヴェンダースって結構好き嫌いが分かれる監督ではありますね。

    「リスボン物語」、僕は未見です。ボックスコレクションに含まれるかと思ったのですが入りませんでしたね。Amazonでは結構高い値段になってしまっているし悩みます。

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