大作曲家の影に隠れて・・・

今年は大作曲家Georg Friedrich Händel (ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルW)の没後250年、Franz Joseph Haydn (フランツ・ヨーゼフ・ハイドンW)の没後200年という記念の年ということもあり、各地で彼らの曲によるコンサートが多く催されています。彼らの影に隠れて一般には余り知られていませんが、クラシック・ギターをやっていらっしゃる方にはお馴染みの偉大な作曲が二人が没後100年を迎えました。

一人はIsaac Albéniz (イサーク・アルベニスW)、もう一人はFrancisco Tárrega (フランシスコ・タレガW)です。アルベニスはピアニストであり作曲家、タレガは名曲「アルハンブラの想い出」の作曲者として知られるギタリスト。

アルベニスの作品は自身がヴィルトゥオーゾだったこともあり、ほとんどがピアノ作品です。しかし、彼の作品がピアノのコンサートで普通に取り上げられるようになったのはつい最近の話。むしろ彼の作品はギターソロにアレンジされて演奏、録音されることが多かったです。そのアルベニス作品を一番最初にギターにアレンジしたのが、タレガでした。

二人はもちろん親交があり、タレガがアルベニスの前で彼の作品をいくつかギターで演奏した時、「ギターによる演奏の方がより相応しい」と絶賛したとのこと。

タレガの方が8歳年上ですが、同じ年に亡くなったというのは奇縁ですね。ギター界ではタレガの作品だけを集めたCDが発売されたり、コンサートが催されたりと少しだけ盛り上がっているようです。

実はタレガには唯一の録音(ほとんど伝説化していました)があるらしく、これが今年CD化されるという噂もあります。本当だったらこれは事件です。僕も是非聴いてみたいです。

ピアノ原曲によるアルベニスの「アストゥリアス」。

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巨匠ジョン・ウィリアムズが演奏するギターソロ・アレンジによるアルベニスの「アストゥリアス」。

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皆さんはどちらの演奏の方が好きですか?

福田進一さんによるタレガ没後100年を記念したアルバムです。

オダリスクの踊り~タレガ作品集~ / 福田進一 / CD ( Music )

マイスター・ミュージック( 2009-07-25 )

定価:¥ 3,147 ( 中古価格 ¥ 2,458 より )


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