底辺の広さを実感する・・・

日本におけるギター人口っていうのはプロ、アマ問わず一体どれくらいの数いるんだろうか?ジャンル(本当は音楽をジャンルで分けるのは大嫌いなのだけど・・・)で分ければ、圧倒的にポピュラー系ギタリストが多いでしょうね。クラシック・ギターも20年位前と比較すれば老若男女の区別なく人口は増えていると思う。じゃあ、フラメンコ・ギターはどうだろう?

ハッキリ言ってもの凄く少ない・・・。しかも、オイラが始めた頃よりも減少しているんではなかろうか。ただ、ビセンテ・アミーゴやトマティートなんかを聴いて始められた方は極微量だけどいらっしゃるようだ。全然話は違うけど、この間来店されたある若い子はビセンテ・アミーゴしか聴いたことがないらしく、何とパコ・デ・ルシアを知らなかった。おいおい、マジかよぉ。思わず額に「殺」の文字が浮かび上がったけど何とか平静を装った。

でも、さすが本場スペインは違う!もうね、すんごく巧いティーンのギタリストが掃いて捨てるほどおるのさ。その筆頭はやっぱりJavier Conde(ハビエル・コンデ)ではなかろうか。

1988年生まれってことは2009年現在21歳!わ、若ぇ・・・。コイツ、いや彼は10代の頃からパコはおろかセラニート、ヘラルド・ヌニェス、サビーカスと言った巨匠達の作品を完璧にバリバリ弾きこなしている凄腕。目を瞑って聴くとまるで本人が弾いているような錯覚を覚えてしまうほどです。

しかも恐ろしいことに、例えばパコ並みにギターが弾けるっていうのはもうスペインのフラメンコ・ギター界では基本らしい・・・。隔世の感を否めないっす・・・。

ただフラメンコ・ギターの場合はそれだけじゃダメなんですよ。いくら本人と同じくらい達者に弾けても、それは単なる「物真似」でしかないわけです。それ故、オリジナリティ溢れるファルセータを作りつつ、偉大な先達を凌駕するような作品を創造することは至難の業なのですな。だって、それらを成し遂げたパコやビセンテですら、曲作りには未だに苦しんでいるわけですからね。

ハビエルには是非歴史を変えるようなギタリストになって欲しいな。何より若いし!頑張ってね!

パコのアルバム「El duende flamenco(邦題:魂)」に収録されている「Barrio la Viña(ラ・ビーニャの下町)」を弾くハビエル。完璧&脱毛もとい脱帽・・・。凄ぇ~な、おい。

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Luzia

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