秘技!扇風機奏法

1990年代のロックシーンにおいてVan Halen(ヴァン・ヘイレン)のEdward Van Halen(エドワード・ヴァン・ヘイレンW)やMr.BigのPaul Gilbert(ポール・ギルバートW)といった名ギタリストが、電気ドリルの先っちょにピックをつけて「オラオラオラ~っ!」とギターを弾くという、めっちゃインパクトのある奏法を披露しましたが、まさかクラシック・ギターの作品でこの奏法に出くわすとは思わなかった。

ボリビアのギタリスト作曲家、Jaime M. Zenamon(ハイメ・M.セナモン。クラシック・ギターの世界でしか知られていないと思う・・・)の「Casablanca(カサブランカ)~A place, a story and a kiss」というクラシック・ギター二重奏の作品がそれ。セナモンはたくさんのギター作品を書いていますが、そのどれもがとてもロマンティックな作風でこの作品も例外ではありません。

さすがにクラシック・ギターで電気ドリルは過激なので、彼はbattery-powered pocket ventilators(電池式のミニ扇風機)を使用するよう指示しています。

ミニ扇風機 Casablanca楽譜

つまり、「トレモロを超高速で弾こうぜっ!」っていうことらしい。確かに上手くやればピックや指で弾くよりも当然高速かつ流麗にトレモロが弾けますね。でも、勢い余って表板に羽根が触れて傷つかないだろうか?ちょっと怖いなぁ。弾く人が果たしているんだろうかと思ったらチャレンジャー発見!1分18秒あたりに注目!
(画質悪し)

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やるなぁ。結構いい感じですな。まぁ、オイラはたぶん一生弾くことはないけど・・・。

クラシック・ギターの世界も最近はこういった面白い作品が出てきてますます多様化しています。その分、クラシック・ギタリストは大変ですよね。中世~ルネサンス~バロック~古典~ロマン派~近代~現代という膨大なレパートリーにポピュラー系の実験的な作品まで弾かなければいけないんですもの。オイラはフラメンコ野郎で良かったよ、マジで。

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