モリコーネ繋がりということで・・・

昨日、ニュー・シネマ・パラダイスの事を書いたので、その音楽を担当したエンニオ・モリコーネのギター作品についてちょっと書きまっす。モリコーネと言えば映画音楽の巨匠というイメージが強いですが、当然ながら純音楽もたくさん書いています。

彼が書いた映画音楽の中でギターが使われているものというと、Sergio Leone(セルジオ・レオーネW)監督、Clint Eastwood(クリント・イーストウッドW)主演のマカロニウエスタンもの(荒野の用心棒、夕陽のガンマン、続夕陽のガンマンなど)を僕は真っ先に思い出しますが、実はクラシック・ギターソロのための純然たる現代作品を1曲だけ作曲しています。イタリアのギタリスト、Mario Gangi(マリオ・ガンジ、1921~?)に献呈された「ギターのための4つの小品」という作品です。

残念ながらほとんど演奏されない作品です。(近年、少しですが演奏、録音も増えてきましたが・・・)モリコーネの映画音楽における「ロマンティシズム」をイメージするとかなり肩すかしを食らうほど地味な現代作品です。基本的に無調作品なので、メロディーを楽しむというよりは「現代的な響き」を味わうタイプの作品かも。

モリコーネはイタリア現代作曲家の重鎮、Goffredo Petrassi(ゴッフレド・ペトラッシW)に作曲を師事していますから、出発点は当然ながらクラシックの作曲家なので、こういう作品を書くのは当たり前っちゃあ当たり前なんですけどね。

でも願わくば、「禁じられた遊び」における「ロマンス」並にポピュラリティーを得ることが出来るギターソロ作品を書いてくれないかなぁ。どなたか委嘱してみませんか?

楽譜表紙 1曲目冒頭

イタリアのギタリスト、Stefano Cardi(ステファノ・カルディ)の演奏をどうぞ。(音源のみ)

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