ギターキッズだった頃のアイドル Part.1

今でこそフラメンコ・ギターを主に弾いているオイラでありますが、ギターを始めてからうん十年の間に様々なジャンルのギタリストがアイドル(=憧れ)として登場しました。今でもその全てのギタリストに対する憧れの気持ちは変わりません。そんなわけで、今回はオイラにとっては青春の思い出にもなっているSimon & Garfunkel(サイモン&ガーファンクルW)のPaul Simon(ポール・サイモン)にご登場いただきましょう。

もともとフォークから入ったオイラ。初めてサイモン&ガーファンクルを聴いたときはハーモニーの美しさ、楽曲の素晴らしさはもとより、ポールのギター演奏の素晴らしさに度肝を抜かれたものです。「ミセス・ロビンソン」の印象的なリフとカッティング、「ボクサー」でのクラシック・ギターによるスリー・フィンガー奏法、「スカボロフェア」の美しいコードによるアルペジョ、「ベイビー・ドライバー」の変則チューニングによる強烈なカッティング、デイビー・グラハムの有名なインスト「アンジー」のポール唯一のギターソロ録音などなど、枚挙に暇が無りません。

フォークと言うとコード・ストロークと簡単なアルペジョやスリーフィンガーというイメージ(まぁ、あくまでギターは伴奏が主体なので普通はこれで十分なんですが)を根底から覆したのがポールでした。とにかくセンスが良いのです。

ポールはクラシック・ギターの奏法を学んでいるので、そのあたりが他のフォーク・シンガーのギター演奏との違いなのかもしれません。ポールはクラシック・ギターの神様Andres Segovia(アンドレス・セゴビアW)の熱狂的なファンで、セゴビアがかつてニューヨークで住んでいたアパートを後に購入して住んだことがあるという事をどこかで読んだことがあります。

オイラがサイモン&ガーファンクルを聴き始めた頃は、このコンビは残念ながら解散していました。が、1981年にニューヨーク市のセントラル・パークでの再結成チャリティ・コンサートの流れで、翌1982年にサイモン&ガーファンクルとして初来日公演が行われることに!オイラは高校二年生でした。これを逃すと一生聴けないかもしれないと、大変な思いをしてゲットしたチケットでしたが、場所はマンモス・スタンドの中程の席でした(泣)会場は懐かしき後楽園球場(東京ドームはこの6年後に建てられました)。同級生二人と行ったのですが、もう超満員の人人人。

豆粒ぐらいにしか見えない二人でしたが、それからの2時間半は忘れられない思い出です。まさか、サイモン&ガーファンクルを生で聴けるとは!至福ここに極まれリ。アンコールは焦らしに焦らしてあの超名曲「サウンド・オブ・サイレンス」でした。恥ずかしながら号泣しましたね、あの時は。やっぱりポールのギターは最高でした。もちろん歌もね!

超名曲「サウンド・オブ・サイレンス」のライブ映像。何も言うことがありません。

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ポール・サイモン兄弟による貴重な「アンジー」のデュオ演奏。双子のようにソックリです。向かって右がポール。

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数々の名盤の中からあえて全盛期のライブ盤をお勧め!

ライブ・フロム・ニューヨーク・シティ 1967 / サイモン&ガーファンクル / CD ( Music )

Sony Music Direct( 2003-12-17 )

定価:¥ 2,592 ( 中古価格 ¥ 799 より )


    • M
    • 2009年 10月 18日

    Luziaさま
    サイモン&ガーファンクル、ちゃんとした映像を見たのはこれが初めてです。
    曲しか聞いたことなかったです。すみません。
    演奏聴けて、宝物の思い出ですね。
    サウンド・オブ・サイエンスとくれば、これだけは言わせて下さい。
    こんなに素敵な曲なのに!
    あの、映画は・・・。卒業。
    職場の若者に聞いても、あの花嫁をさらうラストシーンとこの曲のイメージしかなくて、さわやか青春映画だと思ってました。
    私もそう思ってましたが、違いました。どうして名作なんでしょうね。
    卒業ファンの方がお読みでしたら、お許し下さい。
    Luziaさまもぜひご覧くださいね。

    • M
    • 2009年 10月 18日

    失礼しました
    サイエンスじゃなく、サイレンスでっす。

    ちなみに、私の上司は、自筆で書類を記入しているのに、変換間違いのような
    誤字を書く達人です。
    先日は、印鑑を「印環」と書いてました。凹
    「印環を押して発行して下さい」の上司のメッセージだったんですが、
    一瞬、なんのことかとわかりませんでした。

    • Luzia
    • 2009年 10月 18日

    @Mさん
    S&Gは本当にいい曲が多いです。日本のドラマ(タイトルが思い出せません・・・)でも「冬の散歩道」が使われていた記憶が。映画では「卒業」が有名ですが、結構他の映画でも使われているみたいです。

    「卒業」のラスト。これ結構賛否両論なんですよ、僕の周りでも。僕は一度だけこの映画は観ました。正直言うと、僕はあまりこの映画は好きじゃないです。でも、アメリカン・ニューシネマを代表する名作ではあると思います。

    ダスティン・ホフマンが出ているアウディのCMでセルフ・パロディ的なものがあります。奪われる花嫁役がダスティン・ホフマンの実娘っていうのもナイス!結構面白いです。以下のページで観られますよ。

    http://dougahonpo.com/funny/commercial/audi-dustin-hoffman.html

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