オイラは革命という言葉を見聞きすると「パブロフの犬」の如く瞬時にErnesto Rafael Guevara de la Serna(通称チェ・ゲバラW)の名前が浮かびます。余りにも有名な人物ですので、今更オイラが説明するまでもありませんね。今年、Steven Soderbergh(スティーブン・ソダーバーグW)監督、Benicio Del Toro(ベニチオ・デル・トロW)主演によるThe Argentine(邦題:チェ 28歳の革命)、Guerrilla(邦題:チェ 39歳 別れの手紙)が公開されたのは記憶に新しいところ。オイラも観たけど素晴らしかった!
で、タイトルの「革命とギター」。一見何の繋がりもないように見えますが、実はあるのです。しかも、ゲバラ絡みでね。
チェコの作曲家、Václav Kucera(ヴァーツラフ・クチェラ)の純然たるクラシック・ギターのための作品に、「Diario~Omaggio a Che Guevara(邦題:日記~チェ・ゲバラ讃歌)」という作品があるのです。滅多に演奏されない作品ですが、クラシック・ギターの巨匠Narciso Yepes(ナルシソ・イエペスW)の演奏、録音で古くから知られています。
全5曲からなる作品で、それぞれに「Day Of Love(愛の日)」~「Day Of Hate(憎悪の日)」~「Day Of Decision(決断の日)」~「Day Of Fight(戦いの日)」~「Day Of Death(死の日)」とタイトルが付けられています。とっても描写的、かつ、ドラマチックな作品です。
特に終曲の「Day Of Death(死の日)」は、全編に渡ってギターのボディ部分を軽く叩きながら演奏されます。これはゲバラの「心音」を表現しているもので、曲が進むにつれて徐々にその拍と音が弱まって、最終的に「心音」が停止することにより曲が終わるというものになっています。
現代作品ですけど難解なところは全然ありません。結構いい曲なんだけどなぁ。何でみんな弾かないのだろう?
YouTubeって凄いね。なんとイエペスのライブ演奏が観れるんだもの。どうぞご堪能下さい。
「Day Of Love(愛の日)」~「Day Of Hate(憎悪の日)」~「Day Of Decision(決断の日)」
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「Day Of Fight(戦いの日)」~「Day Of Death(死の日)」
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