さくら哀歌

日本のクラシック・ギター界において草創期の頃から活躍されていたギタリスト作曲家、横尾幸弘先生が昨年12月25日に永眠されました。享年84歳。オイラはこの業界の末席に長いこと居座っておりますが、一度もお目にかかることが出来ませんでした。(合掌)

横尾先生はたくさんのギター作品を書かれていますが、恐らく海外のクラシック・ギター界でも作曲家、武満徹W先生と並んで最も有名な作曲家でしょう。横尾先生が作曲された「さくら変奏曲」は国内外の著名ギタリストが演奏、録音しています。

それは、この作品を初めて演奏、録音した海外ギタリストが巨匠John Williams(ジョン・ウィリアムズ)だったからに他なりません。ジョンにとってもこの作品は大変お気に入りのようで、現在でもコンサートでよく演奏されています。(録音に至っては2回も行っている)

だいぶ以前に発売されていたドキュメンタリービデオでもこの作品について言及しています。「メロディーが消えては立ち現れる、儚い美しさに満ちた不思議な作品」といったようなことを実演を交えながら説明していたと思います。

日本人にとっても日本古謡「さくら」は何か心の琴線に触れるような雅趣を感じますよね。海外の方にとっては、桜の木や花自体に日本のイメージ(オリエンタルなイメージ)を喚起させるものがあるのかもしれません。

日本古謡「さくら」を主題にしたギター作品はたくさんあるのですが、横尾先生の作品にはやっぱり敵いません。この作品は今後も不朽の価値を持ち続け、弾き継がれていくでしょう。

CDと同タイトルのドキュメンタリービデオに収録されている巨匠ジョン・ウィリアムズ演奏による「さくら変奏曲」。シンプルですけどとっても美しい作品です。

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こちらのCDもお勧めです。

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