全人類的お宝必聴盤~Part 4 “キース・ジャレット/ザ・ケルン・コンサート”

即興演奏の歴史は大変古く、バロック時代から行われていました。J.S.バッハや、モーツァルト、ベートーヴェンといった大作曲家達も即興演奏の名手でした。オイラが初めて即興演奏の妙味に触れたアルバムは、Keith Jarrett(キース・ジャレットW)の「The Köln Concert(邦題:ザ・ケルン・コンサート)」でした。ジャズにおける即興演奏を記録したものとしては、信じられないくらい神懸り的音世界です!

“The Köln Concert(邦題:ザ・ケルン・コンサート)~1975年”

ザ・ケルン・コンサート

  1. Köln, January 24, 1975 Part I(ケルン、1975年1月24日 パートI)
  2. Köln, January 24, 1975 Part IIa(ケルン、1975年1月24日 パートIIa)
  3. Köln, January 24, 1975 Part IIb(ケルン、1975年1月24日 パートIIb)
  4. Köln, January 24, 1975 Part IIc(ケルン、1975年1月24日 パートIIc)

1972年の夏から完全即興によるソロ・コンサートという試みにチャレンジしたキースですが、1975年1月24日にドイツのケルン歌劇場で行われたコンサートを収録したこのアルバムは、「本当に完全即興なのか?」と疑ってしまいたくなるほど完成度が高く、今なお高い評価を得ています。

当然即興であるがゆえ曲名もなく、Part IとPart II(3分岐)としかありません。しかしながら、どの演奏もエモーショナルかつ大変美しいです。

その後、余りにもこの演奏が有名になり、ショット・ミュージックからキース監修による楽譜(採譜)も出版されました。(こういうケースは非常に珍しいです)

余談ではありますが、クラシック・ギタリストのManuel Barrueco(マヌエル・バルエコ)が1994年に発表したアルバム「Sometime ago(邦題:C.コリア、K.ジャレット、P.サイモンを弾く)」で、バルエコ自身がパートIIcをギターソロにアレンジしたものを収録して話題になりました。

ピアノ作品をギターソロで演奏することは大変困難ですが、バルエコは可能な限りピアノ原曲をギターにトランスクリプトしています。キーもAマイナーということもあり、ギターに移してもその美しさは損なわれていません。(こちらはドイツのショットから楽譜が出版されています)

いずれにしてもキースは本当に凄いプレイヤーです。ジャズのみならずクラシックの演奏も素晴らしいですしね。

パートIIcの音源です。このアルバムの中で一番短い演奏ですが、素晴らしく完成度が高いです。美しい!

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Yuri Liberzonというギタリストが演奏するマヌエル・バルエコ編によるパートIIc。

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James Klineというギタリストが演奏する自編のパートIIc。恐らく彼の考案したものであろう特殊な11弦ギターを使用しています。

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ザ・ケルン・コンサート

ザ・ケルン・コンサート [ミュージック]

価格¥ 2,052

アーティストキース・ジャレット

クリエーターキース・ジャレット

出版社ユニバーサル ミュージック クラシック

出版日2003/04/23

商品カテゴリーCD

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