幻のBGM

オイラがご幼少のみぎり、地元小岩に「扇屋」というデパートがありました。「小岩ポポ」(駅ビル。1970年頃に出来たと記憶する)が出来てから徐々に衰退して、1980年代に閉店したと思います。その後は大型家具店になり、現在は高層マンションになっています。「扇屋」という屋号の名残は、当時地下にあったクリニックが近くのビルに移転し「扇屋ビルクリニック」として今も健在であります。

さて、扇屋全盛の時代。母親が「小岩に行こうかっ!」と言えば、それは扇屋に行くということでありました。3~4歳の頃は行くたびに必ず迷子になり、「葛飾区からお越しの○○ちゃんのお母様。○○ちゃんが迷子になっておられますぅ~」とアナウンスされたものです。

で、デパートに欠かせないのが店内に一日中流れているBGM。オイラの記憶が正しければ、扇屋に流れていたBGMはいつ行っても同じ曲でした。そしてその曲のサビはガキのオイラが記憶してしまうほど分かりやすかった。

「小岩ぁ~、私の小岩ぁ~」

勘のいい方はお気づきでございましょう。実はこの曲、1968年に大ヒットしたピンキーとキラーズWの「恋の季節」という歌のサビでございます。つまり、

「恋はぁ~、私の恋はぁ~」

が正解。が、ガキンチョのオイラはそんなこととはつゆ知らず、扇屋に行ってこの曲が流れて来るたびに、「あっ、小岩の歌だっ!」と勝手に思い込んでいたのでした。

この曲がピンキラの「恋の季節」という曲だということを知ったのは高校生の頃だったと思う。「懐かしの昭和歌謡曲」みたいな番組で突然この曲が流れてきてビックリした。この番組を観るまであの曲は小岩扇屋の「テーマBGM」と信じて疑わなかったので・・・。

勘違いするのも無理はない。オイラが中学生の頃までこの曲が流れていたのだから・・・。あのサビを小岩に掛けて使用していたことは間違いないっしょっ!

でも、いい曲ですよね。この曲を聴くたびに子供の頃の甘い想い出が蘇りまっす。

な、懐かしい・・・。

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