水恐怖症の時代があった・・・

オイラは子供の頃とっても怖がりだった。且つ、とってもおとなしい子供でもあった。人見知りはしないのだけど、例えばクラス替えがあって、全く知らない新しい学友に自分からから話しかけることなど恥ずかしくて出来ず、無論女の子に声をかけるなど死んでも出来ぬような子と言えばご理解頂けようか。話しかけられれば普通に話せたけどね。今のオイラを知る方には到底信じられぬことだろうけど(たぶん・・・)、本当の話だ。

加えて、理由は今もってわからんのだけど、小学校1年生の頃までのオイラはとにかく「水恐怖症」だった。それもかなり重症の。洗顔すら怖くて出来なかったのだ。

となると、毎日の生活の中で一番恐怖を覚えるのか洗髪である。洗顔すら怖くてろくに出来ない子供が洗髪ですよっ!まさに決死である。で、どうしたかというと「シャンプーハット」を着用して洗髪してた。ほんとこれは偉大な発明品である。

幼稚園まではこれでよかった。でも、小学校に入学すると嫌でも水泳の授業がある。1年生の時はなんとかプールに入ったものの、プールサイドにつかまったままだったとおもう。手を離すことはもちろん出来なかった。結局1年生の時はそれでやり過ごしてしまったと思う。

そうこうしているうちに2年生に・・・。さすがにこのままではいけないだろうと危惧した母親はある日、新聞広告に混じっていたあるチラシをオイラに指し示した。それは北小岩に新しくできたスイミング・スクールの募集広告だった。

「とりあえず見学だけでも行ってみようか?」

と諭されて、ある日体験レッスンを受けた。もうね、ドキドキですよ。

でも、先生が素晴らしく熱心&優しくて、なんとその日のうちに入会。次週の土曜日からレッスンに通うことになった。

昔のことなのであんまり記憶にないのだけど、楽しかったんだと思う。何故なら、結局6年生まで通っていたから。

最初の頃はとにかく怖かった。でも、先生は無理にプールの中に入ることはさせず、少しずつオイラを指導して下さった。通い始めて1ヶ月後くらいには水の中で目を開けられるようになったっ!えらい進歩である。

そのスクールはレベルによって級が設けられていた。最初は15級くらいだったろうか?定期的にテストがあって、合格すると1級ごとに昇級するのだった。

スクールの入り口に生徒全員の名前が級ごとに掲げられていたんだけど、それがだんだん上級に移っていくのが嬉しかった。あと、スイミングキャップにも印が付けられる。(先生はそれを見て、その生徒の現在のレベルを知る)

で、6年生の時に1級の試験を受けた。1級は個人メドレー、つまりクロール&背泳ぎ&平泳ぎ&バタフライを25メートルずつ、計100メートルを泳ぐのね。

審査基準はタイムと各水泳スタイルの美しさ。そして、結果的に一発で合格!翌週、1級取得者のところに自分の名前があったときは本当に嬉しかったなぁ。

最後に泳いだのがいつだったのか思い出せないくらい泳いでないんだけど、自転車と同じで一度覚えちゃうと水泳は忘れないのね。久しぶりに泳いでみようかな。

実を言うと、今住んでいるところ所から目と鼻の先の場所にこのスイミングスクール(名前は変わっちゃったけど)がある。なんか運命的なものと感じちゃうなぁ・・・。

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