「お願いだっ!極上のブツを聴かせてくれっ!」っと時々、まるで薬が切れたかのようにブラジル音楽を欲する時がある。ボサノヴァもいいんだけど、なんか「ガツン」と来るものが欲しい時にはやっぱりBaden Powell(バーデン・パウエルW)に限る。でも、バーデンの演奏は結構ムラがあるのも事実。しかし、今日ご紹介するライブ盤はマジやべぇ。バーデンに鬼神が乗り移ってますっ!
“Ao Vivo No Teatro Santa Rosa~1966年”
- Berimbau / Choro para Metronome
- O Astronauta
- Valsa de Euridice
- Preludio em Re Menor
- Berimbau
- Consolacao
- Lamento
- Samba de uma Nota So
- Tempo Feliz
バーデンのライブ盤って結構あるんだけれど、このエレンコ原盤の「テアトロ・サンタ・ホーザ」で行われたライブ録音は別格です。
だいぶ以前に発売されたバーデンの「ボックス・セット」の中の1枚だったものがこれまで唯一のCDだったんですけど、程なく廃盤。それが単独で再発売されたのは嬉しい限り。
収録曲はバーデンの十八番ばかりだし、耳タコの「Berimbau(ビリンバウ)」は「い、一体どうしたバーデン?」と言いたくなってしまうほど超ノリノリ。そのモチベーションは最後まで途切れることなしっ!
バーデンのファンの方はもちろんこと、バーデンを聴いたことがない方は是非お聴きになって下さい。バーデンの偉大さを再認識出来ます。
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