高っ!・・・そして消滅

世の中のあらゆる著作物には著作権が存在するのは皆さんご存知でありんしょう。著作権は現在クリエイティブな仕事をされている方、もしくは物故の方でも没後何十年かに渡って(これは国によって長さが違います)その権利を守るための楯であり、絶対に必要なものでございます。第三者がこの楯を壊す、または壊そうとする行為は当然犯罪であります。さて、ここで問題です。今現在、最も高い著作権を有する方は誰でしょう?その答えは・・・

The Beatles(ザ・ビートルズ)でっす。

ええと、ちゃんと調べたわけではないんですが(汗)、そう断言したくなるようなことを体験したのであります。

数年前、うちのお店で出版している某ギター教本の第9版を再版するために、社団法人日本音楽著作権協会 JASRACに再版申請に行った時のこと。

この教本の中に版権使用許諾を得なければならない曲が2曲収録されています。一つは「Richard Rodgers(リチャード・ロジャース)W/Edelweiss(エーデルワイス)」、もう一つが「ザ・ビートルズ/Yellow Submarine(イエロー・サブマリン)」です。

日本では前者がヤマハミュージックメディア、後者はSONY SONGSが版権を管理しているんですがここで問題が発生。

その時点でビートルズ関連の全ての著作権を管理する会社が某国某社に移っていたのです。つまりSONYさんから許諾を得られなかったのね。で、著作権協会の方に某国某社に許諾を得るように指示されたんですが、話によるとかなり高い版権料を請求される可能性があるらしいとのこと。ちょっと嫌な予感がした・・・。

ちなみに第8版まで使用していた「イエロー・サブマリン」の楽譜は、4段・18小節で2番までの歌詞を付けたとてもシンプルな旋律譜。

で、著作権協会の方は少なく見積もっても「10万円!」は請求されるでしょうと仰る時、仰れば、仰れ!・・・。

「高っ!!!!!!!!!!」

結局第9版からこの曲を削除しました。このような状況はうち以外でも同様で、某社から出版されているギターソロのためのポピュラー曲集に以前収録されていた3曲のビートルズ作品が再版の際に全て削除され、ビートルズ以外の別のアレンジ譜を収録する羽目に・・・。

日本版によるビートルズの曲集なんかはいずれ消滅するのではなかろうか・・・。何とかならんもんかのぉ・・・。

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Luzia

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