不条理な情景Part.3~光り輝くオーラ編

数年前のクリスマス・シーズンのある日、スピリチュアル・カウンセラーとして著名な江原啓之さんが行うクリスマス・コンサートのための楽器搬入&搬出の仕事をした時のお話ざんす。場所は横須賀芸術劇場なり。朝の8時に搬入という恐ろしいスケジュールだったので前日、会社の車に楽器を積み込んで帰宅。この仕事、遅刻は絶対に許されないので朝4時に起きて、万が一渋滞に巻き込まれるとヤバイので念のため5時に出発した。

「この道は俺様の道!」

ってくらい湾岸&横横はガラっ空・・・。江戸川区小岩から横須賀まで1時間弱で到着!当然ホールはまだ開いていない。しょうがないんでホール近くに車を止めてふて寝。

その後無事に楽器を収め、オイラは取りあえず用無しなので一旦会社へ電車で戻って通常業務。一通りの仕事を完了し、搬出時間を目指してホールへとんぼ帰りという結構大変な一日でありました。

なのでホールに戻った時はちょっと疲れてヘロヘロだった。楽器積み込んだら今度は車で会社に戻らなあかんし。気分的には「取りあえず早く帰りたいモード」全開。

で、ようやく(?)コンサート終了。お客さんが全員ホールから出られたら楽器の梱包作業が出来るんだけど、なぜかステージ間近に尋常じゃないくらい人が集まっているのさ。思わず心の中で思いっきり「チッ!」と舌打ちを高らかに鳴らし&「早く帰りたいんだよボ○っ!」と叫び、人畜無害外面仕様リミッターが解除寸前まで追い込まれた。

一体何をやっているんだろうと舞台袖から見てみると、そこには不条理な情景が・・・。

そこにいらした全員が携帯やデジカメで舞台上の写真を撮りまくっているのだ。な、な、何なのこれ?ちなみに舞台上には楽器と演奏者用の椅子があるだけ。

初めはうちの楽器を撮影しているのかと思ったんだけど、どうもアングル的に違う方向、てゆーか舞台上の色んな場所を皆さんもの凄く真剣な顔で撮影しているのよ。正直その情景に面食らってしまった・・・。(もっと正直に言うと気持ち悪かった・・・)

たまたま横にいたホールスタッフの人に「皆さん一体何を撮ってるんですかねぇ?」と聞いたら、スタッフさん曰く「あぁ、江原さんのコンサートの後って必ずこういう状況になるんですって。運のいい人は写真にオーラが写るらしいですよ」

・・・。(絶句)

占い・オカルト・心霊・超能力などの不思議系カテゴリーに関しては全く関心が無いオイラ。ドッと疲れちまった・・・。もう疲労困憊セグンドである。(凹)

30分後、オーラを求める人々も漸くいなくなり、楽器を車に積み込んでいざ出発となった時にまたもや問題発生。と言っても、オイラに問題が発生したのではなくて江原さん側に。

搬入口があるホール裏手に江原さんの追っかけが大挙して集まっているという。何でもコアなファンの方はタクシーで江原さんの車を追っかけてくることしばしばだそうだ。

この時点ではそれを見越して搬入口のシャッターを締め切っていたんですが、なかなか出るタイミングが掴めないご様子。で、一計を案じたオイラ。

会社の車は上手いことにスモークが張られているので、オイラが囮になることにした。で、いざ出発!

いやはや本当に追っかけてくるのね・・・。怖かった・・・。有名人の方は日頃こういう目に遭っていらっしゃるのですね。ご同情申し上げます。

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