アーカイブ : 2010年 4月

アッシャー・ワルツ

Edrar Allan Poe(エドガー・アラン・ポーW)と言えば推理小説の大家であり、「The Murders in the Rue Morgue(邦題:モルグ街の殺人W)は史上初の推理小説と言われ、江戸川乱歩のペンネームの由来としても有名な大作家でありますな。で、昨日の流れで今日もまたインスパイア作品をご紹介しまっす。ロシアのギタリスト作曲家、Nikita Koshkin(ニキータ・コシュキン)の「Usher – Waltz(邦題:アッシャー・ワルツ)」という作品です。これはポーのこれまた有名な作品である「The Fall of the House of Usher(邦題:アッシャー家の崩壊W)」をコシュキンが読み、その読後感を美しいワルツとして作曲したものであります。
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深淵からの声

意識する、しないに関らず人間は常に「何かしら」から“inspire”(インスパイア=感化、啓発、触発)を得て行動する唯一の動物ではないだろうか?そしてそれは、日常のごくありふれた行動においてほとんど無意識に自然な形で表現されている。また、あらゆる創作の分野では時としてそれを“Hommage(オマージュ)”と呼び、且つ、表現し幾多の傑作が産み出された。うぅ・・・。普段使い慣れぬ真面目な文章に窒息寸前なのでやっぱりいつもの感じに戻そうっと。ギター作品にもインスパイア作品が結構あるので、折りに触れてご紹介しまっす。今日はチェコのギタリスト作曲家、Štěpán Rak(シテパン・ラック)の「Voces de Profundis(深淵からの声)」という作品をチョイス!
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東京で雪山遭難!?

例の学生時代にバイトをしていた時のエピソードであります。(前回のエピソードはこちら)その日は変則的に19:00から23:00までのシフトだったのでちょっと早めに夕食を摂って、いつものように自転車でバイト先に向った。生憎その日は霙交じりの雨が降っており、予報では夜半から雪になるとのことだった。「まぁ、夜半から降るんだったらセーフだな」という希望的観測はバイトが終了する頃には、「こ、これはヤバイ・・・かも」という事態に。まさかあんな大変な思いをしようとは・・・。
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江戸東京博物館に「龍馬伝」を見に行ってきちゅう。

2010年NHK大河ドラマ特別展「龍馬伝」(6月6日の日曜日まで開催)が両国の江戸東京博物館にて本日から開催。幕末史マニア、そして龍馬ファンとしちゃ会社を休きでも行かねばならぬ催しであり、当然会社を休き(とゆうたち偶然公休じゃったがでラッキー!)で行ってきちゅう。平日でしかも開場から30分後の午前10時に行ったにもいらわらずすでにかぇり長蛇の列・・・。ドラマの影響もあるがやろけどちっくとたまげた。
(注:標準語を「土佐弁コンバータ よさこい龍馬」というサイトで変換してみましたぜよ・・・)
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マーキング理論

一瞬「マーケティング理論」って読めませんか?大学でこんな勉強した憶えがあるけど今は忘却の彼方・・・。今日はマーケティングではなくマーキングのお話。別に悪徳訪問販売会社にマーキングされたわけでも、マーキング機器を開発しているわけでも、街中の電信柱に自分のテリトリーをアピールするために放尿しまくっているわけでもありませぬ。これは確か大学2年の頃の出来事だったと思う。その日は午前中に講義が一つあるだけだったのだけど、休講になってしまったので学校近くにある里見公園まで散歩に行くことにした。
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初めて人前でギターを弾いた時・・・

マジで「ギターやめよう・・・」と思いました・・・。その頃はまだバリバリのクラシック野郎で、演奏した曲はタレガの「アルハンブラの想い出」っていう、クラシック・ギターを始めた方なら誰もが憧れる全編トレモロによる美しい作品でした。その頃のオイラにとっては目を瞑っても弾けるぐらい弾き込んだ曲ではありましたが、それまでただの一度も人前でギターを演奏したことがなかったのです。で、初めて人前で弾かなくてはいけないことになって快諾したのはいいのだけど、本番当日、いざ聴衆を前にした時の緊張感は想像を絶するものでした・・・。
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Come on!家紋!・・・・・・

家紋って普段あまり意識しないですよね?ってオイラだけかしら?紋付羽織袴なんて着たことないし、今後着る予定も今のところ無いし、まぁせいぜいお墓参りに行ったときに墓石に見出すくらいぢゃなかろうか。で、家紋って星の数ほどあるし、同じ紋でも実に様々なバリエーションがござる。我が父は茨城の出身、我が母は山形出身なんですが、偶然に両家とも家紋が「丸に三つ柏」というのが不思議。
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カノンを一人で弾くのは愚行?

バロック時代に完成されたカノン様式って簡単に言えば「輪唱」のようなものであり、この様式で書かれた曲を器楽独奏で演奏することは基本的に不可能であり、喩えるなら多くの方が一度は輪唱で歌ったことがあるであろう「かえるのうた」を一人で輪唱しようとすることであり、そんなことが出来たらビックリ人間であり、世界中から引っ張りだこになることウケアイである。カノン様式による曲で最も有名なのは、Johann Pachelbel(ヨハン・パッヘルベルW)の「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」(長ぇ・・・)、通称「パッヘルベルのカノン」でありんしょう。
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Aquellos Ojos Grises~灰色の瞳

フォルクローレに関してはあまり詳しくないのですが、たまに上野公園辺りをぶらぶら散歩していると、ケーナWサンポーニャWチャランゴWなどの演奏&歌が聴こえてきます。これがやたら巧いフォルクローレ・グループだったりするので実に楽しい!まぁ「El Cóndor Pasa(邦題:コンドルは飛んで行く)」ぐらいは知っていますが、ある時オイラの大好きな曲が流れてきて思わず聴き入ってしまいました。
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管理される恐怖

全体主義の恐ろしさを描いたGeorge Orwell(ジョージ・オーウェルW)の傑作「Nineteen Eighty-Four(邦題:1984年)」という作品を最初に知ったのは小説ではなく、1984年(!)にイギリスのMichael Radford(マイケル・ラドフォードW)監督による映画でした。たまたま好きな俳優であるJohn Hurt(ジョン・ハートW)が主演を演じているということで観に行ったのでした。
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