汚部屋クリーニング部隊招集~そして地獄を見た・・・

世の中には「片付けられない症候群」の方がいらっしゃる。意外にも女性に多いと聞きショックを受ける昨今・・・。このブログでも何度か書いていますが、オイラは生活環境の場が不衛生であることが許せぬ性分なので、自分で言うのも何ですがかなり部屋は綺麗だと思う。風呂場、キッチン周りなども定期的に大掃除をするし、とにかくピカピカな状態を心懸けておる。その昔、大学のギター部の先輩N氏から「お前ら今日ヒマか?」と尋ねられ「ヒマっす」と応えると「よし!これから家に遊びに来いっ!」ということになり、オイラと同級生、後輩数名で先輩宅へ遊びに行った。

学校から徒歩数分のアパートがN先輩の城。が、「まぁ、入れ」と言われたオイラ達は二の足を踏んだ・・・。玄関の三和土はおろか、そこから見える部屋まで床が見えないほどゴミが堆積していたからだ・・・。後輩の某君は「こ、これ靴脱いで上がるんすか?」と思わずつぶやき、その暴言にオイラも激しく同調したんだけどN先輩は「あたりめぇだろうがっ!」と罵倒・・・。

で、恐る恐る足を踏み入れたんだけど部屋は何とも言えない異臭に満ちておる・・・。「まぁ、適当に座って」と言われてもねぇ・・・。部屋はさらに凄いことになっており、年中出しっぱなしと思われる炬燵周りはありとあらゆるゴミが堆積しているのだった。

N先輩はおもむろに「そうだ、何か飲み物買ってこいよ」と言うや否やあたりのゴミを掻き分け始めた。すると不思議なことにゴミの中から小銭がちゃらちゃら音を立てて出現。部屋そのものがN先輩の財布なのだった・・・。で、ペッタンコに潰れたゴキブリのミイラが埋没していたり、いなかったり・・・。

居心地の悪さを胸に収めながらしばらく談笑をしているとN先輩は唐突にこう告げた。

「部屋の掃除を手伝ってくれんか?」

つまり、先輩は間もなく卒業を控えており、この部屋を出て行くあたり掃除をせねばならないわけで、それをオイラ達後輩にやらせようという算段だったのね。当然逆らえるわけもなく、オイラ達は掃除を始めた。

正直どこから手を付けて良いやらわからず、取りあえず分担を決め、オイラは見るからに猖獗を極めているキッチン周りにロックオン!かつては光り輝いていたのだろうステンレスは曇りに曇り、錆が浮きまくっている。しかも、排水溝が詰まっているのだろう。シンクの3分の2くらいまで汚水が溜まっている・・・。まずは排水溝をどうにかしなければと思って近づくと水中にあるものを発見!

「ぼ、ボウフラが湧いてる・・・。む、無理す・・・」

夥しいボウフラ群が“クネクネ”とダンシング中!家でボウフラを飼っている人間がこの世に存在している現実に打ちのめされ、取りあえずキッチンをスルーして更なる奥地に進んだ。

「ま、まさかここはそこまで大変なことにはなっていなだろう・・・」という希望的観測のもとに向かった先はトイレである。そして禁断の扉を開いたオイラが見たものは・・・。

「おぼえぁ~~~~っ!」

喩えるなら、駅の公衆トイレが帝国ホテルのトイレ(見たこと無いけど・・・)と思えるほどの・・・(自主規制)

まぁ、部屋のゴミのほとんどが紙類だったのは不幸中の幸いだったか・・・。だけど、その量たるや半端ではなかった。

偶然とは恐ろしいものである。掃除の最中になんとN先輩のご両親が上京されたのだ。で、その凄まじい有様に激怒。N先輩はこっぴどく叱られ、オイラ達に平身低頭(=土下寝並)で詫びられた。

皆さんのお部屋はちゃんと掃除していますか?

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