マーキング理論

一瞬「マーケティング理論」って読めませんか?大学でこんな勉強した憶えがあるけど今は忘却の彼方・・・。今日はマーケティングではなくマーキングのお話。別に悪徳訪問販売会社にマーキングされたわけでも、マーキング機器を開発しているわけでも、街中の電信柱に自分のテリトリーをアピールするために放尿しまくっているわけでもありませぬ。これは確か大学2年の頃の出来事だったと思う。その日は午前中に講義が一つあるだけだったのだけど、休講になってしまったので学校近くにある里見公園まで散歩に行くことにした。

松戸街道を北上し、公園に至る桜並木がある道の前の横断歩道で信号待ちをしていると、犬の散歩をされているご婦人がやって来てこちらも信号待ちのご様子。犬種は柴犬。とっても可愛く人懐っこい子犬だった。

「可愛い子ですねぇ」と思わず話しかけ、ご婦人と世間話などをしつつ信号を待っていると、突然ご婦人がオイラの足元を見ながら「あっ!○ちゃん(犬の名前)。だめでしょうっ!」と絶叫。何事かと思い下を見ると、子犬が片足を上げてオイラの右足に

「マーキング中」

だった・・・。

慌てて飛び退くも、スニーカーとジーンズはすでにしとどに濡れそぼっていた・・・。ご婦人は平身低頭しつつクリーニング代を差し出されましたが、罪無き子犬の所業に怒る理由など微塵も無く、「全然大丈夫ですからお気になさらないで下さい」と丁重にお断りした。

オイラは衣服を汚されたことよりも、犬にマーキングされたことへのショックでとにかくその場を離脱したかったのだ。で、取りあえず当初の目的どおり里見公園に向かい、公園内のトイレの洗面所で簡単に汚れを落とした。

「な、なんでマーキングされたのだ・・・」

考えれば考えるほど思考の無限ループに突入。

「いくらオイラが長身だからと言ったって、電柱に間違えるなんてことはないだろう?いや待て。マーキングをすると言うことは自分のテリトリーを主張することなのだから、オイラの右足から別の犬のマーキング臭がしていたのか?いやいや待て。うちは犬はおろかペットは何も飼っていねぇぢゃねぇか・・・。え”っ!オイラってもしかして人間でありながら犬のフェロモンを出しているのか?え”え”ぇ~~っ、オイラって本当は人間の皮を被った犬だったのか?あ”ぁ~~~ワケわかんねぇ~~~~」

と懊悩しているとある事実に思い至った。

「パ、パコかっ!」

パコ・デ・ルシアぢゃないよ、念のため。

当時住んでいた家のお隣で飼っていた犬(犬種はサモエドW)の名前がパコって言う名前なの。コイツはまだヨチヨチ歩きの子犬の頃からご近所のアイドル犬で、実はオイラが名付け親。もちろん、パコ・デ・ルシアから頂いたんだけどね。

で、このパコ。とっても可愛い犬だったんだけど、人懐っこすぎて顔見知りの人間を見ると異様に興奮する性質を持ち、結果あまりにも興奮すると「うれしょん」しまくる犬だった。

その日、学校に向かう前にパコに挨拶しにいくと、犬小屋からダッシュで出てきて、尻尾がもげる勢いでブルンブルンさせ、更に近づくと仰向けになってハァハァ言いながら興奮しまくる始末。まぁ、いつものことなので全身を触りまくってやると興奮度はMAXに。うれしょんする気配が濃厚だったので慌てて飛び退ると案の定だった。

恐らくこの時、少量の飛沫が右足にかかっていたのだろう。それしか考えられない。いや、そうでなくては困るのでそうだったと言うことにしておいておくれ・・・。

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