「反逆」のシンボル、逝く

Dennis Hopper(デニス・ホッパーW)が逝ってしまった・・・。享年74歳。末期癌に冒され、余命幾ばくもないことは知っていたんですが、いざ現実に直面すると寂寥感に満たされます。僕が初めてデニスを知った映画はアメリカン・ニューシネマWの傑作「Easy Rider([邦題:イージー・ライダーW)」。以来彼の大ファンであります。今日は休日だったので、彼の死を悼むため久しぶりにDVDを観ました。やっぱり何度観ても素晴らしい!めちゃめちゃ格好いい!

彼は若い頃かなり血気盛んだったため、たびたび監督とトラブルを起こして結果的にハリウッドを追放されてしまったんですが、そんな折りに監督・脚本・主演を果たした「イージー・ライダー」という傑作を作りました。僕的にはこの映画こそがアメリカン・ニューシネマの先駆けだと思っています。

しかしその後、ドラッグや重度のアルコール中毒などにより役に恵まれない時期もありました。彼は誰もが知っている有名作品に多数出演していますが、中には「何でこんな映画に出たの?」っていう、いわゆるB級ホラーものなんかにも出演しています。

「イージー・ライダー」を知らない世代にデニスの名が知れ渡ったのは、Keanu Reeves(キアヌ・リーヴスW)主演の1994年の映画「Speed(邦題:スピード)でしょう。イカれたテロリスト役はまさにハマリ役であり、強烈な印象を残しましたね。

もう一つ忘れられない映画があります。Wim Wenders(ヴィム・ヴェンダースW)監督による1977年の映画、「Der Amerikanische Freund(邦題:アメリカの友人」です。この映画でデニスはフランス・マフィアの一匹狼、リプレイを演じています。とても非情な男なんですけど、時折見せる人懐っこい表情やしぐさがたまりません。この役はデニス以外ではきっと興が冷めるのではないかと思うほどハマッています。

生涯「反逆」を貫き、波瀾万丈な生涯を送ったデニスですが、今年の3月に一時は追放されていたハリウッドからHollywood Walk of Fame(ウォーク・オブ・フェーム)を授与され殿堂入り。個人的には「遅すぎるよっ!」という思いですが、最後の最後で有終の美を飾れたのは本当に良かったと思います。

合掌。

「イージー・ライダー」冒頭。バックに流れる曲はお馴染み、Steppenwolf(ステッペンウルフW)の「Born to Be Wild(邦題:ワイルドでいこう!)」。もう格好良すぎます!

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出演ジャック・ニコルソン, ピーター・フォンダ, カレン・ブラック, デニス・ホッパー

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監督ヴィム・ヴェンダース

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クリエーターヴィム・ヴェンダース, パトリシア・ハイスミス

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