全人類的お宝必聴盤~Part 12 “サビーカス/Flamenco Puro”

Sabicas(サビーカスW)についてはこれまでも何度か書いたので説明は不要ですね。Paco de Lucia(パコ・デ・ルシア)以前の大巨匠であり、パコも若い頃はかなり影響を受けていたことは否めませぬ。最近の若者はほとんどがVicente Amigo(ビセンテ・アミーゴ)Tomatito(トマティート)を聴いてフラメンコ・ギターを始める方が多いようで、古い時代のギタリストをスルーしている傾向が強いようです。(パコすら知らない人がいるのは以前書きましたね)古い時代のフラメンコ・ギターを理解しないとモデルノ(現代フラメンコ)は全く理解できませぬぞよ。ビセンテやトマティートだってサビーカスを聴きまくって勉強したんですからね。

というわけで数あるサビーカスのアルバムから1枚挙げよと言われればこれしかございませぬ。

“FLAMENCO PURO~1961年”

flamenco puro

  1. BRONCE GITANO(ソレアレス)
  2. ECOS DE LA MINA(タランタス)
  3. CAMPIÑA ANDALUZA(アレグリアス)
  4. POR LOS OLIVARES(ファンダンゴ)
  5. ECOS JEREZANOS(ソレア・ポル・ブレリアス)
  6. DUELO DE CAMPANAS(シギリージャス)
  7. JOYAS DE LA ALHAMBRA(グラナディーナス)
  8. PUNTA Y TACON(ファルーカ)
  9. AIRES DE TRIANA(ブレリアス)
  10. BRISAS DE LA CALETA(マラゲーニャ)
  11. ( )内はリズム形式

サビーカスのアルバムは時として“キワモノ”的なレパートリーが入ることがあるんですが、このアルバムはタイトルどおり“純粋なフラメンコ”に徹しているばかりか、演奏の気合いの入り具合、ファルセータも非の打ち所がない超名盤であります。

このアルバムを聴くたびに、例えばパコの初期のアルバムである「Fabulosa Guitarra de Paco de Lucia(邦題:天才)」や「Fantasia Flamenca De Paco de Lucia(邦題:幻想)」はモロに影響を受けていることがわかります。

また、主要なリズムが収録されていますので、リズムを学ぶ格好の教材でもあります。

現在でも比較的入手しやすいCDですので是非ご一聴をっ!(特に若い方でサビーカスを聴いたことがない方は必聴)

esflamenco.comはお勧め。日本語もOKです。

  1. コメントはまだありません。

  1. トラックバックはまだありません。

*