ショーロの神様

原点回帰とでも言うのでしょうか。ショーロWの故郷であるブラジルで、“ブラジル音楽の父”と称され、現在でも多くのミュージシャンから尊敬されているPixinguinha(ピシンギーニャW)の音楽が大変流行しているのだそうです。オイラ自身もピシンギーニャの音楽は昔から大好きで良く聴いています。彼は19世紀に起こったショーロという音楽に、アフロ・ブラジリアンの様式を取り入れてショーロを完成させた偉大なミュージシャンです。

また彼は作曲家としてはもとより、超一流のフルート奏者、サクソフォン奏者としても知られています。

彼が作曲したショーロの数々はどれもが名曲であり全てお勧めしたいのですが、とりわけ1928年に作曲された「Carinhoso(カリニョーゾ)」という作品は素晴らしいです。ブラジル本国では第2の国歌とも言われるほど有名な作品です。

昨秋、オイラの大好きなRoland Dyens(ローラン・ディアンス)(もう何度もこのブログにご登場いただいておりますね・・・)が、なんとピシンギーニャの作品を11曲収録した完全ギターソロのアルバムを発表しました。もちろんディアンス自身の素晴らしいアレンジで!その直後に来日公演を行っているんですが、残念ながらオイラは行けませんでした。このコンサートに行った方にお聞きしたところ、ピシンギーニャ作品も演奏したとのこと。あぁ、オイラも聴きたかったなぁ・・・。

春頃には楽譜も出版されるとアナウンスされていましたが、伸びに伸びてつい1週間ほど前に出版されました。相変わらず緻密な素晴らしいアレンジですわ

ディアンス編ピシンギーニャ アカリニョーゾ

ショーロは誰が聴いても耳に心地よい音楽なんですが、自分で弾こうと思うと大変難しい音楽です。4分の2拍子、もしくは4分の4拍子が基本なんですが、杓子定規に弾くとショーロになりません。微妙な“揺らぎ”や“間”が息づくことによって初めてショーロになります。ちょっと日本人にはわかり辛い難しい音楽かもしれません。ピシンギーニャの音楽をサラリと弾けたら気持ち良いだろうなぁ・・・。

尚、2001年にブラジル本国でピシンギーニャの誕生日である4月23日が“ショーロの日”に制定されたそうです。

“ブラジル音楽の父”、“ショーロの神様”ピシンギーニャの素晴らしい音楽を是非一度聴いてみてください。

名曲中の名曲「カリニョーゾ」を演奏するピシンギーニャのレア映像です。

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これも大変レアな映像です。若きBaden Powell(バーデン・パウエルW)とピシンギーニャの共演です!曲はやはり名曲「Lamentos(ラメントス)」。素晴らしすぎまっす!

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正直、音質は悪いですが歴史的名盤です。

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ローラン・ディアンスの完全ギターソロによるピシンギーニャ作品集です。必聴!

Naquele Tempo / Roland Dyens / CD ( Music )

Gsp Records( 2009-10-20 )

定価: ( 中古価格 ¥ 4,085 より )


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