八面六臂

仏像などで、八つの顔と六本の腕を持っていること。 多才で、一人で何人分もの活躍をするたとえ

この四字熟語を目にする度にオイラはクラシック・ギタリストの福田進一さんを思い出さずにはいられません。

オイラ如きが福田さんのことをご紹介しても今更感満載なんですが・・・。55歳となられた現在でも、日本はもとより世界のクラシック・ギター・シーンに於いて、最先端にいらっしゃるギタリストであることは言うまでもありません。

1981年のパリ国際ギターコンクール優勝[1]以降のご活躍振りは凄いの一言であります。

まず驚くべきはそのレパートリーの広さ!ルネサンス~現代はおろか、ポピュラー音楽の分野でも大きな足跡を残されているのは周知のとおり。

それら全てにおいて“福田印”とも言うべき個性をクッキリと押し、耳慣れた曲でさえハッとするような発見をいつも与えてくれます。こんなギタリストはちょっと世界を見回してもおりません!

人によってはこんな器用な面に難渋を示す方もいらっしゃるようですが、それは単なる嫉妬としか思えません。まぁ、好みはまた別ですけどね。

また福田さんの素晴らしいところは、次代を担うギタリストを次々と輩出しているところでしょう。村治佳織さん村治奏一さん大萩康司さん鈴木大介さんを筆頭に活躍されている若手ギタリストの何と多いことか。

演奏者、指導者としてまさに“八面六臂”のご活躍でございます。ほんと、頭が下がります。

今度は一体何をやってくれるのかっ!楽しみです!

アグスティン・バリオスWの「大聖堂」を演奏する福田さん。わ、若い・・・。

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Eduardo Fernandez(エドゥアルド・フェルナンデス)とAníbal Troilo(アニバル・トロイロW)の名曲「La Trampera(酔いどれたち)」を演奏する福田さん。素晴らしい!

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ジャズ・ギタリストの渡辺香津美さんとエンニオ・モリコーネの「Once Upon a Time in America 」を演奏する福田さん。

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  1. 以前、渡辺範彦さんの記事(こちら)にも書きましたが、このコンクールで優勝した日本人は渡辺範彦さん、山下和仁さん、そして福田進一さんのみ。 [戻る]
  1. 福田さん!私は大ファンだったよなぁ。
    コンサートは一列目!(ビセンテもそうだけど~)サントリーホールの楽屋裏に潜入してサインをいただいたこともありましたっけ。

    デビューしたての頃、ヤマハのアトリエで練習中の福田さんにちょっとだけお目にかかったことがあり、すごくいい人だった記憶がありますが・・・。
    そーですか。もう55歳なんてびっくり!(自分もそれだけ歳取ったけど・・^^;)

    エドゥアルド・フェルナンデスとのデュオコンサートも行きましたよ!
    私は「入り江のざわめき」が「へ~こんな風に弾くのかぁ」と新鮮だったのね。

    • Luzia
    • 2010年 9月 1日

    @Angelitaさん
    とにかくバイタリティ溢れた方で、常にいろんな方向へアンテナを張っていらっしゃる方です。

    アンチな方にとってはそのあたりのことも気に入らないのかもしれませんが、「なら自分もそれだけのことをやってごらんなさいまし!」 と言いたくなってしまいます。まぁ、とにかく勉強家です。

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