永遠の命

すなわち、“不老不死”の身体を手に入れたいという人間の願望=大慾は遥か昔からあり、殆んどの場合、その大慾に駆られるのは強大なる権力を持った人間であり(王様とか大金持ちとか)、が、“不老不死”の身体を手に入れることは21世紀の現在でも不可能なことであるわけでございます。そんな不確定事項である“不老不死”なるものを、本気で心の底からを希っている人って現在世界中に一体どれくらいいるんだろうか?

子供の頃、あるテレビ番組で死後の肉体を冷凍保存するよう遺言して亡くなった方が、実際に冷凍保存されている現場を取材したドキュメンターを観たことがあります。確かアメリカ人の資産家の方で、病で亡くなったと記憶しています。なぜこの方は大金を積んでまで自分の肉体を冷凍保存させたのか?

当然、未来世界における医学の劇的な進歩により蘇生出来ると信じたからでありましょう。子供ながらに衝撃的、かつ、ある種の感動を覚えてしまいました。

さてここから妄想&質問タイム!

ある日、貴方の前に一人の科学者がやって来ます。そして、一粒の錠剤を貴方に手渡します。科学者曰く、「この錠剤を飲めば完全なる“不老不死”の身体を手に入れられる」という。この錠剤を飲むことが出来るのは世界中で貴方だけ。結果は100%保証されており、しかも無償でこの錠剤は提供されます。そして、飲むも飲まないも貴方の自由。飲めば永遠の命を手に入れられ、飲まなければいつか天寿を全うします。

“さて、貴方はこの錠剤を飲みますか?飲みませんか?”

オイラの答えは何の迷いもなく“飲まない”であります。理由ですか?簡単です。

だって、寂しいぢゃないですかっ!自分だけが永遠に生き続けるっていうことは、自分以外の人間の死=別れが永遠に続くわけですから。

前述の冷凍保存された方が、将来的に蘇生が可能となって生き返ったら本当に幸せなんでしょうか?血の繋がった人間はいるでしょうけど見知った人間ではないわけで・・・。当然ながら生きていた当時の友人知人は誰一人いないわけで・・・。そんな孤独な状況はオイラには耐えられませぬ。

昨夜、電車内で本を読みながらツラツラとこんな事を考えていたら爆睡してしまい、目が覚めたら津田沼だったのであった。(滝汗)

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