弾弦スピードを早くする方法

ギターの音を“美しく”“大きく”“太く”出すにはどうしたら良いのでしょう?答えは一つしかございません。それは“弾弦スピードを早くする”ほかありませぬ。大きな音を出そうと思うと、ついつい力任せに弦を弾いてしまいがちですが、これだと思ったより大きな音が出ず音も汚くなりますし、早いスケールなんかは途中でスタミナ切れになってしまって弾けませぬ。では、弾弦スピードを早くするにはどうしたら良いのでしょう?

針金を1本ご用意下さい。そして、何らかの方法で真っ赤になるまで加熱します。準備は整いました。さぁ、勇気を出してその針金に触れてみましょう・・・。

“大火傷するので良い子は真似しないようにねっ!”

冗談なので本気にしないように。でも、これがヒントであります。

クラシック・ギターの大巨匠、Narciso Yepesナルシソ・イエペスW)先生が大昔、日本で講習会を行った時にある受講生にアドバイスを与えられました。その方は弦を無意識に引っ張るような弾弦をされていたそうです。つまり、必要以上に弦に指が触れてしまっているために、ちょっともたついた演奏になってしまっていたわけです。

そして、そういう弾弦だと意外と音も小さく細くなってしまうのね。それを一発で見抜いたイエペス先生はこう仰ったそうです。


6本のギター弦全てが真っ赤に灼けた針金だと思いなされ。これがもし本当に真っ赤に灼けた針金だったら、長く触れることは到底出来ないでしょう?

グレイトだっ!とっても分かりやすいですよね。イエペス先生はフィジカルなアドバイスもお上手ですが、こういうメンタル面からのアドバイスも大変お上手です。

この方法は弾弦スピードに絶大な効果をもたらしてくれます。是非お試しあれ。

名手と言われるギタリストはみんな弾弦スピードが早いっすよ。我が神、Paco De Lucía(パコ・デ・ルシア)なんか、絶頂期の弾弦スピードは人間離れしてます。肉眼で確認出来んもの・・・。

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