ゲットー・ソング

昨日はチャップリンの“独裁者”のことを書きましたが、ユダヤ人の床屋チャーリーが住んでいる所はいわゆるGhetto(ゲットーW)と呼ばれる場所です。あの場所から想像を絶する苛烈な悲劇がどれだけ生まれたのでしょうか?何だかんだ平和な世の中を生きている、戦争を知らない世代である我々は残された映像、写真、書籍、またはそれらを題材にした映画等によってその一端を窺い知ることは出来ますが、本当に大変な時代だったのだなとしか思えない己に腑甲斐なさを感じる昨今であります。

実はギター作品の中にゲットーをモチーフにした作品があります。今日のブログタイトルにもなっている“Ghetto Song(ゲットー・ソング”)という作品です。

イギリス(チェコ系ユダヤ人)のJoseph Horovitzジョーゼフ・ホロヴィッツW)という作曲家によるものなのですが、残念ながらあまり知られていない作品であります。オイラが知る限り、この作品を録音しているのは山下和仁Wさんだけです。

小品ながらとても深い味わいを持った作品です。

ゲットーソング1 ゲットーソング2

ここで使用されているメロディーが、実際にゲットーで歌われていたものなのか否かは定かではありません。恐らく作曲者によるものかと思われますが、いずれにしても美しく静謐なメロディーに心を揺さぶられます。

さて、この作品はイギリスのHector Quine(ヘクター・クワイン)という方が監修している“Modern Guitar Music – British Composers Vol.1”という曲集に収録されているんですが、残念ながら現在は絶版になっているようです。

どうしても弾いてみたいという方は“online sheet music”へGO!この曲がダウンロード販売されています。是非レパートリーに加えてください!

この作品唯一の録音です。同タイトルのDVDには収録されていませんのでご注意を!

鳥の歌~ギター小品集 / 山下和仁 / CD ( Music )

日本クラウン( 1991-09-21 )

定価:¥ 2,935 ( 中古価格 ¥ 1,237 より )


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