“日活ロマンポルノ”経由“三省堂書店”~あわや一触即発の血煙大乱闘に発展するかと思いきや、結局何も起こらず帰宅の途につく三馬鹿男子高生のある青春のひとコマ

なんなんだこのタイトル・・・。自分で書いていて恥ずかしいわ・・・。まぁ、中高生の男子なんちゅうもんは、長い人生の中で多かれ少なかれ“アホ”な行動にある種の“一途さ=情熱”をもって突っ走る生き物であり、大人になって振り返ってみると超ぉぉ~恥ずい事をやらかしているものである。高校2年生のある日。悪友2人とオイラは授業をサボり(おいおい)、向かった先は上野であった。

リビドー滾る男3人が動物園や美術館に行くわけはなく、オイラ達が気合いもろとも対峙した建物は某映画館であった。そこは、日活ロマンポルノ専門の映画館[1]であり、その時点ではオイラ達にとって最高のアミューズメントパークに違いなかった。

オイラ達は取りあえず詰襟をカバンに押し込むと、切符売り場の窓口へ歩を進めた。代表してオイラがチケットを買うことに。そして、オイラはミスった・・・。

「大人3枚」

アホである・・・。ポルノは当然ながら未成年は観てはいけないのである。大人も子供もないのである。

が、切符売り場のオバちゃんはとうにオイラたちが高校生であることを見抜いていた。若本規夫Wさん風のナレーションに変換すれば、曰く、

「お前ぇ~る”ぁ、学校サボってんぢゃねぇ~ぞ、おる”ぁ。
学生は勉強しやが~る”ぇいっ!」

って感じ・・・。

バレちまったらしょうがない。我ら一同そそくさと退散。さて、まだ午前中である。暇を持て余したオイラ達(おいおい、登校しろよ・・・)が次に向かった先は、神田神保町の三省堂書店だった。

オイラはトイレに行きたくなったので2階のトイレにGO。友人2人は先にエスカレーターに乗って1階上の参考書売り場にGO。トイレを済ませたオイラは遅れて参考書売り場に到着。

さて、2人はどこかなと広い店内を見回すと、なぜかレジカウンターからは見えない一角にいるではないか。しかも、見知らぬ学生3人と睨み合っており、まさに一触即発のご様子。不穏だ・・・。

なんだかわからんけどオイラは一計を案じ、リラックス状態で彼らの元に向かった。そして、眉間に皺を寄せつつ、若干いつもより声を低めて、

「何、どうしたの?やるの?」

と言ってみた。

効果テキメンであった。当時すでに現在と同じ身長(181cm)であり、スポーツもバリバリやっていた頃なのでやたらとゴツイ体格であり、多少威圧感を与えたようだ。

「あっ、スンマセンでしたぁ~」

って感じで退散してしまった。めでたしめでたし。(いや、めでたくねぇだろっ!)

こうして、他校のサボり学生と乱闘になることもなくその日一日は平和に過ぎ去ったのであった。

そして次の日。サボりがバレバレだったオイラ達3人は、鬼の学年主任(この先生についてはこちら)に呼び出されこっぴどくお説教を受けたことは言うまでもない・・・。青春だねぇ・・・。

  1. もちろん現在は既に廃館になっています。 [戻る]
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