擬似“組長と若頭”~お昼時の蕎麦屋を恐怖のどん底に陥れるの巻

この話はウェブサイトをやっている時にも書きましたが、今振り返ってもあんまりにも面白いのでまた書きまっす!オイラが大学1年の時のことだったと思います。どういう理由だったかは思い出せないのですが、なぜかオヤジさんと二人だけで母の実家がある山形県酒田市に行くことになったのであります。ですが、うちの車が車検中だったため電車で行くかレンタカーを借りて行くかと逡巡した結果、妙案が浮かんだのであります。

当時、オヤジさんもオイラも例の民謡の会に所属しており、同じ会に所属していてオヤジさんと仲の良かったHさんが中古車販売店を経営していることを思い出したのです。

ダメもとでワケを話したところ、「1台貸せる車があるから使っていいよ」と快諾を得て、早速オヤジさんと一緒にHさんの店に行きました。で、クリビツテンギョウ。なんとその車は漆黒の

トヨタ・センチュリーW

なのでした・・・。言わずと知れたトヨタの最高級車でございます。しかし、恐縮しながらもなぜかニヤニヤ笑いが止まらないオヤジさんとオイラなのでした。3日後、いざ出発っ!

やっぱり高級車ってゆうのは乗り心地が素晴らしいっすね!オイラはこの時まだ運転免許を取得していなかったけど、助手席に座っていてもそれが良ぉ~~~くわかりました。オヤジさんも「長時間運転しても全然疲れねぇなぁ」と大喜びでござった。

東北自動車道~山形自動車道をあえて使わず、関越自動車道~北陸自動車道というルートを選択。なぜなら、新潟に入ってから海岸線を行く道の景色が絶品だからであります。

いい気分に浸っているとあっという間にお昼に。どこかで飯を食べようということに相成りました。

オヤジさんもオイラも無類の蕎麦好きでございます。高速を降りてしばらく走っていると、誠にお誂え向きの蕎麦屋を発見。駐車場に車を止めてお店に入ると、お昼時ということもあってかなり混雑していました。空席がないかと店内を見回していると突然異変が起こりました。ガヤガヤしていた店内が、

“シ~~~~~~~~~~ン”

と静まり返ったのでした・・・。誠に不可思議也・・・。

一体何事?????? すると、妙に腰の低い店員さんがオイラたちをテーブルに誘ってくれたんですが、なぜかこの店員さんはもの凄くテンパった状態に陥っていて、心なしか震えているのであります。そこでようやくオイラは気付きました。

あぁ~~~~~~、これは大変申し訳ないことをしてしまいました。反省であります。土下寝であります。

実はうちのオヤジさん。職業を明かさなければ、おそらく100人中100人が“その筋の人”と見誤るほどの極道ヅラなのでございます。

オヤジさんの本業はトラック運転手で、天然強面&筋肉隆々のゴツイ身体&角刈りに加えて、この日は真っ黒なサングラス着用していたのでした。どこからどう見てもステレオタイプな極道であります。

オイラはどちらかというと母親似なので強面ではないのですが、180cmを超えるガタイ&その日はちょっと派手目のアロハを着用していました。端目には“組長と若頭”の構図に見えても何ら不思議はございませぬ。しかも、漆黒のセンチュリーを駆ってやって来たわけですから・・・。

その節は皆さんを恐怖のズンドコ、もとい、どん底に叩き込んでしまって誠に申し訳ございませんでした。お許しくださいませ。

  1. ははは、そりゃコワイや~。(笑)
    うちは母方のおじいちゃんが(母のおとーさん)が鳶の頭で全身刺青だったそうです。(私は会ったことがないし写真も残ってなかったので伝説の人?なんですけどね)
    銭湯に行くといつも見知らぬ人が背中を流しにきて「どちらの親分さんで?」と聞かれたそうで・・・。縁日にいけばモーゼの十戒状態だったとか。

    • Luzia
    • 2010年 10月 16日

    @Angelitaさん
    実はこの話以外にも、民謡の会の師匠&うちのオヤジさん& 中古車販売店のHさんのトリオによる同様の話もあります。(笑)

    >うちは母方のおじいちゃんが(母のおとーさん)が鳶の頭で全身刺青だったそうです。
    昔の鳶は町火消しも兼ねていましたから、“男気=勇猛=いなせ”という意味で入れている方が多かったようですね。当然、曾お爺さんの頃は手彫りですから、全身となると相当気合いを入れないと彫れませんね。めっちゃ痛いらしいですから。

    • じんじん
    • 2010年 10月 17日

    お久しぶりです。

    いきなりツッコミます。

    >その節は皆さんを恐怖のズンドコ、もとい、どん底に叩き込んでしまって・・・・

    喝!

    以上、時事ネタでした。

    であであ。

    • Luzia
    • 2010年 10月 17日

    @じんじんさん
    喝!ありがとうございまっす!

    そう言えば、弾き語りはどうでした?わたしは悲喜語りは得意ですが・・・。

  1. トラックバックはまだありません。

*