人気のない田んぼの畦道をひたすら爆走する魔のタクシー~お、オイラ・・・どっかに埋められちゃうの?つーか、そのニヤニヤ笑いは何?いやぁ~~~~~~~~~~っ!

オイラ、タクシーって何だか今でもあまり好きぢゃないのね。これまであんまりいい思い出が無いのね。ほとんどは運転手の乗務態度がさ、なんかアレでね。イライラしてまうのね。ケンカしたこともあるのね。ぶっ飛ばそうかなと思ったこともあるのね。もちろん、もの凄くラヴリーな運転手さんもいるけどね。でも、残念ながら少数派なのね。今はどうかしらんけど・・・。

この時はさすがのオイラもマジでビビった。冗談ではなく走馬灯が頭ん中でグルングルン回った。

オイラが高校生の頃だったと思う。このブログでも何回か書いている茨城の江戸崎に行った時のことである。この時は一人で遊びに行ったのだった。もちろん、祖父母もまだ健在であった。

いつもは父親が運転する車で行くのだけど、一人なので電車でGO!JR常磐線牛久駅が最寄り駅。江戸崎はそこからタクシーで40分ほどかかる。結構田舎なのね・・・。(未だに鉄道は走っていない・・・)

お昼頃に到着し、結局晩飯まで馳走になり、そろそろ帰るかと腰を上げた時は既に9時近かった。田舎の事なのでそこらをタクシーがガンガン走っているわけがなく、電話をして家の前まで来てもらった。

祖父母に挨拶をしてタクシーに乗り込み「牛久駅までお願いします」とオイラがと言うと、運転手は無言のまま発進。その時点でオイラはちょっとイラついたんだけどガマンガマン・・・。

街灯も少なく、辺りは漆黒の闇に包まれていた。しばらく走ると運転手はなぜか田んぼの畦道に入った。そして、車一台分ギリギリの車線をひたすら爆走し始めた。

“え”っ!”

オイラの知らない道だし、明らかに牛久駅とは違う方向だし、一体どこに向かおうとしているのか・・・。(恐)

“あのぉ~、これ道合ってます?”

恐る恐る運転手に尋ねると、運転手はニヤニヤ笑いを浮かべながら相変わらず無言・・・。以下妄想。

やべぇ、超やべぇよ。なんなんだよこの運転手。ハッ!ま、まさかこのオイラを手篭めに?あ”ぁ~~~、やだやだ!こんなムサ苦しい陰気オヤジに操を捧げろと?そんなん死んだほうがマシだ。し、死?ガッデームっ!そうか、こいつ実は稀代の猟奇殺人鬼なんぢゃねぇか?クッソーっ!夜な夜なタクシーを徘徊させつつ獲物を狙ってやがるんだな。コンチキショウ!殺られてたまるか、ゴルァ。返り討ちにしてやらぁ。あぁ、でも武器になりそうなものがねぇなぁ・・・。うわぁっ!こいつまだニヤニヤ笑ってやがる。キモっ!てゆーか、どんどん変な方向に進んでるぢゃねぇか。間違いねぇ。こいつ、オイラを殺った後どっかに埋めるつもりなんだ。う、うぅ・・・。短い人生だったなぁ。もっと、アレやコレをやっておけば良かった・・・。いやぁ~~~~~~っ!

これ以上は速く回らないってくらい走馬灯を回していると、目の前が急に開けた。畦道から一般道に出たのだ。すると間もなく牛久駅に到着。なんと所要時間は25分。

キモイ運転手に変わりはないのだけど、大変優秀な運転手であった。ただ単に秘密の裏道を使って近道をしただけだったのだ。25分というのは早過ぎる・・・。スピード違反で捕まらなかったのが不思議だ・・・。

でもねぇ、やっぱり無言は嫌だよ・・・。ニヤニヤ笑いの意味もわからんし・・・聞く勇気もなかったし・・・。ほんと怖かったわ。そして、どっと疲れた・・・。

  1. 近道だって言ってくれればいいのにね!
    以前も話したと思うけれど、去年マドリードで空港に向かうタクシー運転手に誘惑されて(?)空港を通過されちゃった経験者としては笑えないですよ。
    あれはホントあせった!何事もなく無事に帰国できてよかったよかった。

    • Luzia
    • 2010年 10月 17日

    @Angelitaさん
    そうでしたね!姉さんの体験の方が怖いよね。だって、目的地を通過しちゃうんだもの・・・。しかも外国だしね。よくぞ無事に帰国なされた!

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