4分33秒の憂鬱

この間“擬音祭”などという実にくだらない事を書きましたが(ここ)、要するに世の中は様々な雑音が氾濫しているということを書きたかったのかもしれないのかもしれないのかもしれなかった、のかも・・・。だけど、雑音を雑音として捉えずに音楽としてイメージして聴いてみるとこれがなかなか面白い!偶発的に発せられる音、不確定なリズムなどに身を委ねていると、それは立派な音楽として成立するのであります。で、その発想を作品にしてしまった作曲家がいるわけです。John Cage(ジョン・ケージW)です。彼がピアノのために作曲した“4′33″(4分33秒)”という作品がそれです。

今更オイラが書いても釈迦に説法的なくらい有名な作品でありますね・・・。下記が楽譜に書かれた全てであります。

I(第1楽章)
TACET(休み)
II(第2楽章)
TACET(休み)
III(第3楽章)
TACET(休み)

演奏者はステージ上で4分33秒間じっとしているだけなのです。ピアノで演奏(?)する場合は、鍵盤の蓋を開け閉めすることにより楽章を変化させます。

コンサートホールで演奏するということは当然聴衆がいるわけで、数が多ければ多いほど雑音が発生する確率は増え、決して無音にはならないわけであり、そんぢゃあ、それらの音を楽しもうぢゃないかっ!という理屈らしいです・・・。

ということは、楽器は別にピアノでなくてもいいわけね!それでは実際に聴いてみましょう!

ピアノによる演奏

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ウクレレによる演奏

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皆様、いかがでしたか?楽興の時を過ごせましたか?もしこの作品を聴いて感動された方は素晴らしい感性をお持ちです。

だ、ダメだぁ・・・。オイラには無理っす・・・。現代音楽は大好きなんだけど、まだまだ修行が足らんらしい。どうにもこうにも憂鬱になってしまう・・・。辛い・・・。

ただ、この作品の偉大なところは、“楽器を演奏できなくても演奏可能”というところでありまして、忍耐力さえあれば今日にでも貴方も名演奏家になれるっ!(のかもしれないのかもしれないのかもしれない・・・)

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