本当は結婚式で歌っちゃうのはまずい歌

結婚式で歌われる歌(日本でね)というのは定番のものから、その年その年のヒット曲が選ばれることが多いわけですが、特に昔から定番中の定番として歌い継がれているのはÉdith Piaf(エディット・ピアフW)の名作中の名作、“Hymne à l’amour(愛の讃歌)”ではなかろうか?日本では特に越路吹雪さんの名唱による影響が強いですしね。でも実は、日本語訳詩は原曲とかなり違うのであります。というより、180度違うと言っても過言ではございますまい。

日本で一般的に知られている歌詞は岩谷時子Wさんによるものであります。原詩に近いニュアンスで自らが訳詞をしたバージョンで歌われているのが、あの美輪明宏さんでございます。試みにお二人の訳を比較してみましょう。

愛の賛歌

岩谷時子 訳詞

あなたの燃える手で あたしを抱きしめて
ただふたりだけで 生きていたいの
ただ命の限り あたしは愛したい
命の限りに あなたを愛したい


美輪明宏 訳詞

高く青い空が 頭の上に落ちてきたって
この大地が割れて ひっくり返ったって
世界中の どんな重要な出来事だって
どうってこたぁ ありゃしない

全然違いましょ?

この曲はエディット・ピアフが妻子持ちの恋人、Marcel Cerdan(マルセル・セルダンW)との恋愛を終わらせるために書かれたとされるものであり、原詩を考慮に入れれば絶対に結婚式では歌ってはいけない歌なのでございます。でも、日本では周知のとおり文字通り“愛を讃える歌”としての訳が一般的なので定番化してしまったのですね。

でも、正直言うと岩谷さんの訳は結構好きだったりします。日本人の国民性にぴったり合致してますもんね。あぁ、オイラはいつになったら愛を讃えることが出来るのだろうか?(号泣)

まずは本家本元、エディット・ピアフの名唱をどうぞ。これを越えるものはちょっと無いでしょうね。

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我々には馴染み深い越路吹雪さんによる名唱をどうぞ。

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美輪明宏さん本人の訳による原詩に近いバージョンをどうぞ。美輪さんワールド全開です。

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オイラが心の底から敬愛している長谷川きよしさんの、やはりご自身の訳による原詩に近いバージョンによる弾き語りをどうぞ。オイラは長谷川さんのバージョンが一番好きでっす!

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