リアル“腐ったミカンの方程式”

いきなりだけど“3年B組金八先生”シリーズはやっぱり名作だと思う。で、オイラが一番好き、且つ、大変印象に残っているのは第2シリーズである。なぜなら伝説のエピソード“腐ったミカンの方程式”があり、“加藤優”であり、主なテーマは“校内暴力”であり、リアルタイムでこの番組を観ていたオイラは中学3年生だった。そして、我が母校は校内暴力による全国初の逮捕者を出したのであった。彼らは同級生であった。

確かに彼らは荒れてはいた。時にバイクで廊下を走り、ガラスを割り、便器を破壊し、堂々とタバコを吸うという行為に及んでいた。当時の世相は全国的に校内暴力の嵐であったので我が母校だけが特別ではなかった。

が、今振り返ってみるとある事が起こり、もはやこれまでと警察を呼んでしまったのは明らかに教師たちの勇み足だったと思う。

その後、マスコミ各社が連日学校に大挙して押しかけて来たことは言うまでもない。以来、現在でもオイラはあまりマスコミが好きになれない。

2週間ほど後、鑑別所に収監されていた彼ら数名は釈放された。朝礼の時に、頭を丸めた彼ら全員が全校生徒に向かって土下座をし謝罪した。それは見事な潔さであり、実に心のこもったものだった。

何かが起ることを期待したマスコミ各社、妙にピリピリとした警官や私服刑事が学校の周りを取り囲み、異様な雰囲気に包まれたまま行われた卒業式の日。が、何事も起ることなく大団円を迎えたのだった。

彼らは全員男泣きに泣き、彼らを必死に見守っていた教師たちと抱き合い、感謝の念を言葉にし、別れを惜しんだ。

と、“腐ったミカンの方程式”をドラマと共に現実でも体験したオイラはある意味果報者でございます。今ではとても良い思い出になっておりますから。たまにテレビで取り上げられるあの連行シーンを観るたびに目頭が熱くなってしまうのであります。

校内暴力はもちろんいけません。公共物を破壊するなどもってのほかです。でも、オイラの頃と現在の中学校における問題の温度差(イジメ問題、教師そのものの体たらくなど・・・)には時に慄然としてしまいます。日本の教育はどこに向かおうとしているのでしょうか?

加藤優役を演じた直江喜一Wさんの演技が素晴らしすぎますっ!バックに流れる中島みゆきさんの“世情”がこれまた映像とマッチしており、何度観ても鳥肌が立ってしまいます。

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