ギタチェリスト~理に適い、しかもカッコイイかも!

ハイ、今日から風邪ネタ脱出でっす。といってもまだ完全じゃないけど・・・。キリがねぇし・・・。さて、いきなりですがエア・ギターを弾いてみよう!試みにクラシック・ギターでチャレンジ!1分持ったそこの貴方!素晴らしい!でも、すんごく疲れなかった?そう。ギターって他の楽器に比べると結構辛い姿勢で演奏しているのね。ああいう格好(フォーム)って日常生活の中ではまずあり得ないですもの。なので、姿勢に気を配っていないと肩こり、腰痛などの弊害が生まれやすくなり、最悪の場合は重度の腱鞘炎にまで発展してしまいまっす。

一般的には足台を使うわけですが、これも自分の体格に合わせた高さに調整しないといけませぬ。ギターレストという支持具はそういう意味では両足の高さが同じに出来るので、特に腰への負担が少なく、長時間演奏しても疲れないという利点がありんす。でも、抵抗がある方がいるのも事実。

ロックやフォークのように立奏するというのも手でありますが(ごく少数ですが、クラシックの世界でもいらっしゃる)、こちらはもっと抵抗感が強い模様。が、これらとはまったく異なった手法でギターを演奏する方がいらっしゃいます。イギリスのギタリスト、Paul Galbraith(ポール・ガルブレイス)であります。

彼はギターにチェロ同様のエンドピンを持つギターで、フォームもチェロ同様に演奏するギタリストであります。手持ちのギターで試してみて下され。意外と弾きやすくありませぬか?特にハイポジションが楽に演奏出来るのがいい!

が、問題も・・・。通常のギターだと左手の押弦がし辛いのであります。が、ポールさんはイギリスの名工David Rubio(デイヴィッド・ルビオ)との共同開発でギターを製作。しかも、8弦ギターです。

ウェブサイトに掲載されている楽器写真をご覧いただければおわかりかと思いますが、 フレットの打ち込み方がかなり特殊になっております。それに伴いフレッチングを正確にするためブリッジもかなり斜めに張られています。

残念ながらこのギターを弾いたことがないので何とも言えないのですが、この仕様だとチェロのフォームで演奏した時に左手の押弦が一番しっくりするのでしょう。逆に通常のギターフォームで演奏しようとすると押弦し辛いはずです。

初めて彼の演奏を聴いたのはJ.S.バッハの「無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ:全曲」を録音したアルバムでした。当然、8弦ギターへのアレンジは彼自身によるもの。アルバム・ジャケットを見た時は???と思いましたが、これが素晴らしい演奏でビックリ!凄い人が出てきたものだと感心した記憶がござる。

彼が世に知られてからかなりの時が経ちますが、オイラが知る限りプロのギタリストで彼のように演奏する人は聞いたことがないのがちょっと残念。

まぁ、これからギターを始めようという方が最初からこのスタイルで入ることは難しいですし、途中から切り替えるにしても多少の問題もあるから何だと思うのですが・・・。ちなみにフラメンコ・ギターはやっぱり弾き辛いだろうな・・・。

Benjamin Britten(ベンジャミン・ブリテンW)の“Nocturnal, after John Dowland Op.70(ノクターナル)”を演奏するポール。

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Luzia

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  1. 面白い!初めて見ました。しかも8弦ギター!?
    そういえばヴィオラ・ダ・ガンバは足ではさんで演奏するんですよね。
    ふくらはぎ攣らないかしら?

    風邪治ってよかったね!

  2. Luzia

    @Angelitaさん
    昔、日本のあるギタリストの方がチェロ奏法を提唱していたんですが、総スカンを食らっていました・・・。その後、ポールさんが出てきたのでビックリしました。

    多弦ギターというのは古典の時代から存在しますので、実はそれほど特殊なものではありません。10弦ギター=ナルシソ・イエペスのイメージがありますが、古典の時代に既にフェルディナンド・カルッリが10弦ギターのための教則本を書いております。

    ただ、イエペスが開発した10弦ギターは、どの音を弾いても同等の倍音が鳴るという目的にために製作されたものでありまして、音域を増やす目的ではなかったのであります。

    >そういえばヴィオラ・ダ・ガンバは足ではさんで演奏するんですよね。
    おっ!よくご存じですね。そのとおりです。ガンバ=脚という意味なのであります。挟むには挟むんですが、両ふくらはぎの間にすっぽり収めるような感じなので、それほど辛い姿勢では無いようですよ。

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