Soul Pillar

ええと“Soul Pillar”を直訳すると“魂柱”になるわけですが、多分こんな英語の言い回しは無いと思われ、でも“魂柱”っていう字面と響きがなんとなくカッコ良くね?読みは“たまばしら”もしくは“こんちゅう”と言いまっす。ちなみに日本語における“魂柱”っていう言葉は存在するのであります。我が業界では“こんちゅう”と呼んでおる。“昆虫”みたいでちょっとキモっ!さて、これは一体何に使われているのであろうか?答えはこれざます。

魂柱


これはヴァイオリンを輪切りにした状態ざんす。表板と裏板に挟まっている棒が魂柱ざんす。

ヴァイオリン属の楽器を嗜む方はよくご存知ですよね。この魂柱があることによって表板の振動が裏板にまで繋がり、楽器全体が響くのでありんす。それにより音が裏板まで振動し、楽器全体に音が響くようになるのでありんす。

弦の張力によって表板にかかる圧力を利用してぴったりと収まっているので、弦交換の際に誤って全弦を外してしまったり、季節の変化による木の膨張、もしくは収縮などが原因で外れてしまうこともあります。

ただ、魂柱を立てるのは大変難しく、通常は専門家に依頼をして再度取り付けるのが一般的でありんす。楽器をバラバラにするわけにはいかないので、f字孔Wから特殊な器具を挿入して立てます。

ちなみに英語では“Sound Post(サウンド・ポスト)”と言うざます。にしても、この部品を“魂柱”と訳した方は偉大ざますなぁ。これはほんと名訳ですよ。

かつて英語が敵性語だった時代、ギターは何と呼ばれていたんだろうか?ご存じの方、是非ご教授下さいまし。

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