ギターと出会った日本人たち

先頃、株式会社ヤマハミュージックメディアから大変興味深い書籍が上梓されました。竹内喜久雄氏の著した“ギターと出会った日本人たち~近代日本の西洋音楽受容史”であります。黒船来航とともに西洋音楽が本格的に日本へ受容され、明治になってもたらされたギター。その貴重な黎明期の歴史を知ることが出来る素晴らしい書籍ですよ。

今でこそクラシック・ギターは誰でも気軽に始めることの出来る楽器ですが、黎明期においては楽器はおろか、楽譜を入手するのも困難だった時代です。その当時に活動されていた先人達の残した足跡を我々は知る義務がありましょう。貴重な資料も多く掲載された竹内氏の労作に感謝です。

この書籍には尊敬するクラシック・ギタリスト、山下和仁Wさんも登場します。

山下さんは以前「黎明期の日本ギター曲集」というタイトルのアルバムを2枚リリースされています。“大河原義衛、武井守成、沢口忠左衛門、中野二郎、小倉 俊、池上冨久一郎、小栗孝之”各氏[1]の残したギター作品の魅力を余すところ無く表現したこれまた素晴らしいアルバムです。

アルバムを聴きながらこの書籍を読まれることを強くお勧めします。久々に良い書籍に巡り会いました。

ギターと出会った日本人たち ~近代日本の西洋音楽受容史~

著者/訳者:竹内貴久雄

出版社:ヤマハミュージックメディア( 2010-12-22 )

定価:

Amazon価格:¥ 2,160

単行本 ( 200 ページ )

ISBN-10 : 4636853105

ISBN-13 : 9784636853100



黎明期の日本ギター曲集II / 山下和仁 / CD ( Music )

日本クラウン( 2002-06-21 )

定価:¥ 2,880 ( 中古価格 ¥ 9,650 より )


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