はい、君は廊下で正座してなさいっ!~すみませんっ、無理っす・・・。

ほんと身体が硬くなってしもた・・・。正座が出来なくなった話は前に書いたけんど(ここ)、日本人たるもの&武士たるもの、正座が出来んのはちょっとどうなのだろうか?と思う今日この頃なのであります。スポーツに勤しんでいた頃はもの凄く身体が柔らかかった。高校2年から民謡の会で三味線を習い始めたことも前に書いたけど、三味線は基本的に正座で師匠に対峙して指導を受けまっす。

レッスン時間は大体30分くらいだったので、当時は全く痺れることもなくすっくと立ち上がれた。どれくらい正座出来るか試してみたことがあるのだけど、1時間くらいは余裕だったなぁ。それが今や10秒もキツイ・・・。困ったものであります・・・。

三味線を辞めてしまったのと、正座をしなければならないシチュエーションが減ってしまったことも正座が出来なくなってしまった要因かもしれん・・・。(いや、単なる運動不足か・・・)

そうそう、正座話を一つ思い出した。実はうちの三味線の流派は有名でありまして、家元は高名な高橋祐次郎師匠であります。故高橋竹山W師匠に次ぐ巨匠と言っても良い方です。

で、オイラの師匠(例の極道づらの師匠ね)は祐次郎師匠の孫弟子にあたるのでオイラは曾孫弟子になるのですが、祐次郎師匠には一度もお会いしたことはないです・・・。

さて某年某月。祐次郎師匠のリサイタルがNHKホールで行われることになり、オイラの師匠&師匠の師匠もリサイタルの白眉を飾る津軽三味線大合奏の一員として参加することになったそうな。オイラは一客人としてこのリサイタルを観に行ったんだけど、すんげぇ面白かった。

これは後にうちの師匠から聞いたんだけど、祐次郎師匠は勿論のこと、参加者全員は本番当日まで稽古に次ぐ稽古で大変だったそうであります。

本番では祐次郎師匠はステージ中央に置かれた椅子に座って演奏、それ以外の演奏者は後ろの雛壇に正座した状態だったと記憶しております。

が、練習時は祐次郎師匠も正座した状態で演奏していたそうです。で、練習が始まると休憩無しで3時間くらいぶっ続けで弾き続けるのは当たり前なんだとか・・・。

さぁ、大変です。2時間を超えるとみんな脂汗を垂らしながら気息奄々の体に。足を崩したいのはやまやまなのですが、祐次郎師匠が一糸乱れず正座して演奏しているわけですからそんな事は出来るわけがない。ところが・・・。

漸く祐次郎師匠が「じゃぁ、ちょっと休憩しよう」と宣言すると、全く自然体ですっくと立ち上がり歩いて行かれるのだそうです。

そこで事件が起きました。男性なら取りあえずその場で思いっきり足を崩すことが可能でありましょうが、女性はそうもいかんでしょう。

その日、和服を着て練習に参加した女性参加者の方が、恐らくまだ足が痺れまくっていた状態で立ち上がってしまったのだろう。ほとんど瞬殺でコケてしまったんだと。んで、

“んめりゃごきっ!”

という何とも形容し難い音が足元から聞こえたらしい・・・。どちらの足かは忘却してしまったけど、絶対向いてはいけない方向に曲がってしまっていたんだと。(おおぅ・・・)

オイラも経験があるけど、痺れが切れると足の感覚が無くなっちゃいますよね。そういう状態で立ち上がることは当たり前ですが大変危険!

結局その女性は足首の骨折のため不参加に。あぁ~痛ぇ・・・。

それにしても祐次郎師匠は凄過ぎる・・・。全然足が痺れんのだろうか?不思議だ・・・。

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