シモネッタ~アンレイテッド・バージョン

男女問わず盛り上がる話の王道と言ったら“下ネタ”であり、大概の場合飲み屋なんかでいい感じにみんなが酔っ払っている時に一番盛り上がるわけであり、次の日には大体忘れているわけであり、そこには何の嫌らしさも介在することがないわけであり、実に健康的だ。が、これを文章化すると妙に生々しくなってしまうのはなぜなんだろう?伏字や間接表現を用いると更に淫靡感満載になってしまう・・・。が、“下ネタ”が嫌らしさよりもユーモア感が優っている場合はかえってストレートに表現した方が面白かったりするので、今日は“下ネタ”でありながらアンレイテッド・バージョンでお届けしたい。

神保町の三省堂書店に行くために駿河台下の交差点で信号待ちをしたことがある方なら、三省堂書店の並びにあるお店の看板に釘付けになった方も多かろう。残念ながら今はもう無くなってしまった、

金玉堂額縁店

の看板である。(しかも金文字っ!)

金玉堂額縁店

初めてこの看板を見た時は実に衝撃的であった。そして皆さんもこう思ったはずだ。

“なんて読むのだろうか?”

と。

正解は残念ながら“きんたまどう”ではなく“きんぎょくどう”と読む。

よくよく考えると“金玉(きんたま)”って素晴らしい字面ではありませぬか。だって金の玉よっ!男性器のことを最初に“金玉(きんたま)”と表現した人は、納豆を初めて食べた人と同等に偉大である。

そういえば、龍が手に持っているのは金の玉であり、となればあのドラゴンボールWはまさしく“金玉(きんたま)”をめぐる話ということになるのではないかっ!ブラボーっ!

さて実はここまでは単なる前振りであり、本編はここから始まる。以下、“金玉”“きんたま”と表記する。

男性諸氏なら一度は何らかのアクシデントによりきんたまを強打し悶絶したことがあろう。あの苦しみは経験したものにしかわかるまい。

あれは確か小学生の時に野球をやっていた時である。その時たまたまキャッチャーをやっていて、ミット手前でショートバウンドしたボールを取り損ね、運悪くそのボールがほぼ垂直にきんたまを直撃したのだった。

痛さよりまず呼吸が止まる。その後、腰の後ろ辺りに何とも言えない鈍痛が襲い来るのである。恐らくボールが強打したことによりきんたまが上に上がってしまうからなのだろう。そして、ほとんど本能的にマサイ族の方々の如くジャンプし続けることになる。上がってしまったきんたまを下に下ろすべく虚しい跳躍を繰り返すのである。

その頃、うちの近所に住んでいて仲が良かったO君はもっと悲惨だった。

ガードレールの上を“綱渡り”と称して歩いていたO君。で、足を滑らせた・・・。結果、ガードレールを跨ぐ形できんたまを強打。それを目の当たりにしたオイラでさえ悶絶したのだから、当事者であるO君の苦痛度は筆舌に尽くし難いものであったろう。

取りあえずオイラはO君の腰を叩き続け、O君は大粒の涙を流しながらマサイ・ジャンプを休むこと無く繰り返すほか為す術は無いのであった。まぁでも、きんたまが潰れなかったの幸いであった。

その後O君は九州に引っ越してしまったのだけど、風の便りでは20代前半で結婚し子宝に恵まれたと聞く。男性機能に支障は無かったのね。

めでたしめでたし。

【追記】
以前書いた小学校1年生の時の担任、Y先生(ここ)がある日、「男の子はこんにゃくを食べなさい。きんたまの砂下しになるからっ!」と仰られたことを思い出した。すんまそん。きんたまって砂が溜まるのでせうか?なんか怖いんですけど。ガンガンこんにゃくを食ったほうがいいのでせうか?

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