ミス・マタニティ

オイラはいつも会社からの帰宅には総武線・新宿駅を利用する。なぜか?確実に座れるからである。そして、小岩駅に到着するまで読書に没頭するのが常である。が、のんびり座って読書をしていても、各駅に停車するたびに新たな乗客に目を配ることを忘れない。お年寄りが乗車された場合、お身体が不自由な方が乗車された場合、そして妊婦の方が乗車された場合ただちに席を譲るためである。これは当たり前の行為であり特に自慢することではない。

で、以前これで失敗してしまったことがある・・・。

ある時、某駅でお腹を抱えた若い妊婦の方が乗車された。当然オイラはすかさず席を立ち、

“どうぞお座りください”

と席を譲った。が、その女性は

“いえいえ、大丈夫ですから”

と拒まれた。

オイラは

“いや、転ばれたりしたら危ないですから”

と女性を席に促し、最終的には座っていただいた。

女性がなんだか恥ずかしそうにしていたので、場を和ませようと満面の笑みを浮かべながら

“何ヶ月ですか?”

と訊ねたら、その女性はオイラをキッと睨み上げると

“私、妊婦じゃありませんからっ!”

とご立腹。

“・・・・・・・・・。”

場の空気がスーっと冷えていくのを肌で感じながら、なんとなくその場に居た堪れなくなったオイラは次の駅で下車。

ただ単に恰幅の良い女性だっただけであった・・・。でも、お、オイラ悪くないもん。お、お、オイラいい子だもん。
(幼児退行による現実逃避)

困ったものだ・・・。

  1. ははは。それは気の毒に(^^)。
    でも以前私もすご~く譲ろうか悩んだ若い女性がいて、まちがえたらどうしよう??と悩みつつしっかり目をこらして観察。彼女のバッグに「お腹に赤ちゃんがいます」のステッカーがぶら下がっているのを発見して、安心して(笑)席を譲りました。
    でも印がないとわからないもんねぇ。あとはファッションで見分けてね。
    でも、前の会社の女の子が(彼女もかなり立派な体型)「今日シルバーシートで席譲られちゃった!ラッキー!」と言ってましたよ。彼女はもちろん独身・・・。ま、これは珍しい例です。(っていうか喜ぶ場面じゃないでしょ~に!)

    • Luzia
    • 2011年 5月 31日

    @Angelita姉さん
    だよねぇ。マタニティ・ドレスを着ているか着ていないかで判断すれば良かったのよね。

    でも聞いた話だと、恰幅の良い女性が楽だという理由でマタニティ・ドレスを普段着として着用している方もいらっしゃるとか・・・。困ったものだ・・・。

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