小町と呼ばれた祖母はお嬢様だった?

父親の故郷が茨城県であることはこれまでも何度か書いた。なので、今回は母親の故郷である山形県(酒田市出身)にまつわる話を書こう。ちょっと話がズレるけど、父方&母方の親戚、親類、親族(これってどういう区分けなのかね?)の中で楽器をやっている人間は一人もいない。信じられぬことにオイラ一人だけなのである・・・。もう一人二人くらいいても不思議じゃないんだけどなぁ・・・。だけど、かつて一人いたのだ。それが山形の祖母である。

もう10年以上前に身罷ったのだけど、祖母の実家は大変裕福な豪農で、祖父の猛烈なアタックにより結ばれたらしい。

で、その祖母なんだけど、若い頃は○○小町(○○は街の名前ね)と呼ばれた評判の器量良しだったらしい。20代前半頃の写真を見せてもらったことがあるんだけど、確かにビックリするほどの美形でありました。ちなみにオイラはその血をすっかり受け継ぎ、周囲からは“イケメン”と呼ばれている。(大嘘)

また脱線してしまった・・・。さて、祖母は大正初年の生まれであります。前述のとおり家は豪農ですから何不自由ない子供時代を送ったとのこと。現在で言えば完全な“お嬢様”だったわけだ。

そのお嬢様っぷりを示すエピソードが楽器なのである。なんと祖母は子供の頃、ヴァイオリンを習っていたというのだ。

お金持ちとは言っても、山形の田舎でヴァイオリンを習うというのは当時は大変珍しかったと思う。

嫁いでからは子育てと農業従事で忙しくてヴァイオリンを弾くことはなかっというが、母親曰く子供の頃はよくハーモニカを吹いて聴かせてくれたそうだ。

実はオイラ、祖母が吹くハーモニカを聴いたことがある。

親戚の結婚式でギターを弾く事になって久しぶり山形へ行き、式が終わった翌日、祖母にせがまれてギターを弾いた。で、やおら祖母はハーモニカをどこからともなく取り出すと吹き始めたのだ。これがなかなか上手でビックリしたなぁ。

その数年後に祖母は身罷ったのだけど、このエピソードは今でもいい思い出になっちょる。音楽的遺伝子は確実に祖母から受け継いだものであろうと思う。

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