全人類的お宝必聴盤~Part22 “クリスチーナ・アズマ/No Palacio de la Guitarra”

いきなりで恐縮ですが、お宝必聴盤と言っておきながらこのCDは多分現在入手が不可かと思われ・・・。オイラが一番好きな女性ギタリスト、ブラジルはサンパウロ出身のCristina Azuma(クリスチーナ・アズマ)でございます。名前のとおり日本人の血を持つ生粋のブラジル人女性でっす。(ハーフ?)彼女が1993年に茨城県石岡市に落成した“ギター文化館”のゲストプレイヤーとして招かれた際に録音したのが今回ご紹介するアルバムでございます。

“No Palacio de la Guitarra~1993年”

No Palacio de la Guitarra~1993年

  1. Hélio Delmiro/Emotiva
  2. Jacob do Bandolim/Migalhas de amor
  3. Antônio Madureira/Ponteado
  4. Antônio Madureira/Maracatu
  5. Thierry Rougier/Trois byzantines
  6. Bartók Béla/Bulgarian rythm
  7. Octave Agobert/Duo II- a Erik Satie
  8. Octave Agobert/Demagogie pour guitare
  9. Toninho Ramos/Saudade do Domingos
  10. Celso Machado/Caro amigo Gudin
  11. Baden Powell/Poema dos olhos da amada
  12. Pablo del Cerro/El coyita – Homenagem a Atahualpa Yupanqui –

ギター文化館の内部はドーム状になっており、そのためホールリヴァーブ(残響)が非常に長く、彼女のしなやかで柔らかなタッチも相俟って神憑り的な美しさを醸し出しています。彼女のアルバムは他にも何枚か所有しているんですが、その美しさにおいてこのアルバムは群を抜いています。

個人的にはJacob do Bandolim(ジャコー・ド・バンドリンW)の“Migalhas de amor(ひとかけらの愛)”の演奏ににゾッコンでありまして、以前も書いたけれど(ここ)、楽譜は未出版なので採譜をしてたまに弾いています。未だに浄書はしていないけど・・・。

また彼女はフランスでバロック・ギターを学んでおり、バロック・ギターのアルバムもリリースしています。でも、彼女の個性が最も生かされているのはやっぱりブラジル音楽だと思います。

前述しましたがこのアルバムは入手が難しいのですが、どこかで見かけたら万難を排してゲットしていただきたいっ!

ブラジルのギタリスト作曲家、Celso Machado(セルソ・マシャード) の“Parazula(パラズーラ)”を演奏するクリスチーナ・アズマ。

This video is embedded in high quality. To watch the video in standard quality (because of the internet connectivity) use the following link: Watch the video in normal quality

    • N村
    • 2015年 9月 2日

    はじめまして。
    先日オークションでCDを物色していたら、数枚のセットのなかにこのCDを発見。「お宝」だとなんとなく記憶に残っていたので買ってみたところ、これはすごくいいですね。西洋のクラシックばかりでブラジル音楽はほとんど聴いてこなかったのですが、1曲目から引きこまれました。
    いつも更新が楽しみです。よい音楽をいくつも教えてもらって感謝しています。
    そういえば、やはりこのブログで教えてもらったピエッリが12月に来日しますね。行ってみます。

    • Luzia
    • 2015年 9月 3日

    @N村様
    コメントをいただきありがとうございました。

    クリスチーナ・アズマの“No Palacio de la Guitarra”をゲットされたのですね!これは彼女が初来日公演時に録音されたものなのですが、枚数もそれほど多く作られなかったので、正にレアなアルバムです。何度聴いても個人的に癒されるアルバムでございます。

    >ピエッリが12月に来日しますね。行ってみます。
    是非、マエストロの演奏を堪能して下さい!

    >いつも更新が楽しみです。
    最近、訳あって滞りがちになっております・・・が、今後とも宜しくお願いいたします。

  1. トラックバックはまだありません。

*