Platero y yo

昨日、ゴヤ関連のことを書いたので今日もスペインものでいこう!タイトルの“Platero y yo”はスペインのノーベル文学賞作家、Juan Ramón Jiménez(フアン・ラモン・ヒメネスW)が著した大変有名な散文詩集ざんす。日本では“プラテーロとわたし”というタイトルで広く知られておりますね。現在でもオイラは折に触れてこの詩集を読むほど好きでありんす。未読の方はぜひご一読を。

さて、この“プラテーロとわたし”にちなんだギター作品がございやす。昨日も登場した作曲家、Mario Castelnuovo-Tedesco,(マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコW)による、そのものズバリ“プラテーロとわたし作品190”でござんす。

これは朗読とギターのための作品で、当然朗読パートにはヒメネスの原詩が使用されておりまっす。初めは数曲で完結させるべく作曲されたらしいのですが、興に乗ってしまったテデスコさんは結局のところ28曲も作ってしまい、それを7曲づつ全4巻にまとめたものが今日演奏されておりまっす。

しかしながら、全28曲が一気に演奏されることはまずなく、通常はいくつかの曲を抜粋する形で演奏されます。おそらく全曲を一回のリサイタルで実演したのは、これまた昨日もご登場いただいた山下和仁Wさんだけです。(たぶん・・・)

ちなみにオイラは幸運にもこのコンサートを聴くことが出来やした。日本語訳詞による朗読を担当したのは名優、寺田 農Wさん。2時間を超えるコンサートでしたが、あっという間に終わっちゃった感じがするくらい素晴らしかったでっす。

その後山下さんはテレサ・J・ベルガンサの原詩朗読による全曲版のアルバムを1997年にリリースしておりんす。それ以前だと、岸田今日子&荘村清志、江守徹&福田進一コンビによるアルバムが存在しまっす。ただし、こちらは抜粋版ね。

Manuel Peña(マヌエル・ペーニャ)の朗読、Fernando Bravo(フェルナンド・ブラーボ)のギターによる、第1巻第2曲目“Angelus(邦題:アンジェラスの鐘 ”の演奏。(音声のみ)

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前述のとおり1巻7曲、全28曲という大曲なんですが、1巻で物語は完結しておりんす。で、必ず最後の曲はプラテーロの死で終わっているの。なので、全曲を演奏するとプラテーロは都合4回死ぬことになってしまうわけっす・・・。

近年では朗読を伴わないギターだけの演奏も行われますが、やっぱり朗読付きの方がええなぁ。

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