独学の限界

先日お客人を接客中、「なんか弾いてもらえませんか?」と言われパコ大先生のブレリアを弾いた。で、「めっちゃ上手いっすねぇ。やっぱり教室に通っているんですか?」と訊ねられたので「うんにゃ、オイラはずっと独学なのよ」と応えたら、「僕も独学でギターをやっているんですけど、どんな練習をしたら上手くなりますかねぇ」と訊ねられた。困った・・・。だって、そんな方法があったらオイラのほうが“教えて欲しいっ!”もん・・・。

さて、同じような話は以前書いたのだけど(ここ)、自戒の意味も込めてもうちょっと具体的に書きませう。

お客人はオイラの演奏を上手いと仰ったけど、実際は大した演奏ではござらぬ。もしそう感じたのならそれは大いなる錯覚でござる。なぜならオイラの演奏は9割がハッタリだからでござる。メチャクチャなのでござる。

楽器演奏に限らず何かしらの技術を身に付けることに関しては、然るべき先生の門を叩いてご指導を仰ぐのがやっぱりベストですね。

確かに独学で名を成したマエストロもいるけど、そういう方々は天賦の才を持ち、尚且つ、神に選ばれしほんの一握りの人間なのでございます。

独学で一番怖いのは間違った事を間違ったまま理解し進んでしまうことなのであります。

これも別の記事で書いたことがありますが、あるギターの先生に聞いたところ、クラシック・ギターを弾く方が一度は演奏を望む“ロマンス(禁じられた遊び)”のホ短調部分は、的確な指導を受ければセンスのある方なら3ヶ月、普通の方でも半年もあれば演奏出来るようになるそうです。転調部分(ホ長調)も含めれば1年もかからないそうです。

では、独学のオイラがこの曲を通しで弾けるようになるのにどれだけかかったでしょうか?

“2年・・・”

しかも、後年になって譜読みミスを発見するという事態に・・・。結果的にもの凄く遠回りをしてしまいました・・・。

諸事情でお教室に通えず、どうしても独学をしなければならない方にオイラが実践している方法を一つお教えいたします。それは名演奏家の演奏スタイルを模倣しまくることです。特に演奏フォームを!

最近はYouTubeなどの動画サイトで数々のマエストロの演奏を見ることが出来ますので、これを有効活用いたしましょう。

オイラが個人的に素晴らしい演奏フォームだと思うのはクラシック・ギタリストではJohn Williams(ジョン・ウィリアムズ)です。彼ほど楽器と身体が一体化した美しいフォームのギタリストはいないと思います。

で、フラメンコ・ギタリストではやはりPaco De Lucía(パコ・デ・ルシア)をおいて他におりません。左右とも素晴らしいフォームなのですが、特に右手のフォームは自然の理に適った超絶的に美しいフォームでございます。

オイラはフラメンコ野郎なので当然、パコ大先生のフォームを模倣しまくってます。練習をする時は必ず自分の演奏フォームを鏡、もしくは窓ガラスに映しながらフォームをチェックします。

これは結構勉強になりますよ。是非お試しを。

  1. うん、確かに。
    特にクラシックは先生についた方が確実に上達は速いと思います。
    そして自分にあった先生に巡り会うことも大切ですね。
    私の師匠A先生は4人目の先生だけど、長く師事できたのはやっぱり教え方と相性でしょうね。
    自分で運指を考えてレッスンに行くと「押さえにくそうだね~」とかニヤニヤしながら(笑)「こうしたら?」っていう運指はいつも目からウロコだったし、お手本の演奏もしてもらえますからね~。
    フラメンコギターはまたちょっとちがうかもしれないけどね・・・。

    • Luzia
    • 2012年 2月 13日

    @Angelitaさん
    良い先生につくことは大切ですね。

    たとえ演奏がそれほどでもなくても、教えるのがもの凄く上手い先生もいらっしゃいます。逆に天才肌の人は教えるのがもの凄く下手だったりします・・・。難しいですね・・・。

    フラメンコ・ギターの場合、メカニックは練習で克服出来るのですが、リズムを理解するのは大変難しいです・・・。頭では理解できても身体がついて行かないもどかしさ・・・という感じでしょうか・・・。

  2. A先生は演奏家としても先生としても優れていると思いましたね~。

    確かにフラメンコはコンパスが難しい・・・。
    私もギターは弾けないけど、パルマの練習したことがあります。
    でもぜんぜんダメだったな~。

    • Luzia
    • 2012年 2月 14日

    @Angelitaさん
    やっぱり血の成せる技なんでしょうかねぇ・・・。

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