カスタニュエラスの女王

castañuelas=カスタニュエラス、日本語ではカスタネットと呼ばれる誰もが1度は手にしたことがある打楽器でございますね。ただ、日本で使われるゴム紐で括ったあの赤&青のカスタネットは“ミハルスW”という名称が正しいとの事。さて、カスタネットを独奏楽器として芸術の域にまで高めた方と言えばこの方をおいて他にはおらぬ。カスタネットの女王、Lucero Tena(ルセロ・テナ)でございます。

もともとはバイラオーラ(女性の踊り手)だったルセロ・テナ。オイラが初めてルセロ・テナのカスタネットの妙技を聴いたのは、フラメンコ・ギターの巨匠、Victor Monge“Serranito”(ビクトル・モンヘ・セラニート)のアルバムでした。

セラニートの複雑なトーケに、軽やか且つ抜群のコンパスで絡んでくるルセロ・テナのカスタネット。カスタネットがこれほど雄弁な楽器だったのかと目から鱗が落ちたっけ。

余りにも素晴らしい妙技ゆえにフラメンコはもとより、クラシック演奏家からも共演を依頼されるほど世界的なカスタネット奏者になられました。

カスタネット自体は大変シンプルな楽器でございます。しかし、シンプルだからこそ演奏は難しいです。最初はなかなか上手く鳴らせませぬ。

スペインのカスタネット

オイラも1組持っているんだけど、飾り物になってしまっちょる・・・。ちょっと練習してみようかな。

映画(たぶん・・・)の一コマ。若いっ!

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ガブリエル・モレーノとセラニートのギターとの共演。

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Zarzuela(サルスエラW)の名作、Jerónimo Giménez(ヘロニモ・ヒメネスW)の“La boda de Luis Alonso(ルイス・アロンソの結婚式)”から“間奏曲”を管弦楽と一緒に演奏するルセロ・テナ。素晴らしいっ!

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  1. Luziaさん、ご紹介ありがとうございます。

    カスタネットで、これだけ表現してしまうとは。
    凄いと云うよりも、もはや怖いっす。

    しっかりと粒を揃えながらpp~ffのレンジを表現するだけでなく
    2つをぶつけ合った音も使いフラメンコのステップもアクセントとして使うとは。
    生で聞いたら泣くだろうな、俺。

    以前、皮付きタンバリン1つでスタンドマイクを使いながら
    ゴキゲンなロックドラムソロを披露した驚異的なプレヤーをご紹介しましたが、

    いやあ~世界って、ほんとうに広いですね。(故 水野晴郎さん風)

    まだまだ修行が足りんな、俺。

    P.S. 音楽教室の発表会で独唱しておりますが、今度いよいよEW&Fに挑戦することとなりました。9月に「9月」を歌う予定です。
     現在、講師によるハードオペレーションを受けております。
     あ”、実際の手術ではなく歌における私の致命的な癖を、この際、強制的に取り除く挑戦です。

    であであ。

    • Luzia
    • 2012年 5月 27日

    @じんじんさん
    ルセロ・テナは本当に素晴らしいですね。未だに彼女を超えるカスタリュエリスト(?)はいませんもの。

    えっ!地球、風そして火の9月を歌われるのですか。すごぉ~い。

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