Carmen Amaya(カルメン・アマジャ)、Sabicas(サビーカスW)ともにこのブログで過去に取り上げたことがありますが、不世出のマエストロのコンビニよるこのアルバムはまさに“全人類的お宝必聴盤”の名に相応しい超名盤でござろう。以前CD化された際に当然ながら購入していたのだけど、誰かに貸したまま行方不明に・・・。とっくの昔に廃盤になっちゃったので、もう聴けないと思ったら原盤がCDで再復刻!ムイ・ビエン!
“Carmen Amaya & Sabicas Flamenco~1957年頃”
- Cuando pa Chile me voy(チリへ行く時)
- Garrotín(ガロティン)
- Tiento a mayor y menor(長調と短調のティエント)
- Jaleo canastero(ハレオ・カナステーロ)
- Alegrías(アレグリアス)
- Fandango de Málaga(マラガのファンダンゴ)
- Colombiana flamenca(コロンビアーナ・フラメンカ)
- Amanecer árabe(アラビアの夜明け)
- Lamento gitano(ジプシーの嘆き)
- Sevillanas(セビジャーナス)
このアルバムは発表された当初(もちろんLPレコード)から名盤としてずっと聴き継がれている有名なものですが、やっぱり何度聴いても凄いや。
もうですね、1曲めのブレリアからエンジン全開っすよ。アマジャの足捌き(サパテアード)とカンテ、サビーカスの一糸乱れぬ華麗なギターのコラボレーションは聴くもの全てを目眩く官能世界へと誘うこと必至!フラメンコ好きな方でしたら、一度は聴いておかないと後悔するぜよ。。
んで、この手のCDは売り切れになると再び廃盤になってしまいよるので、興味のある方は今のうちにゲットなされるがよろし。例によって“アクースティカ”さんでお取り扱いがござるぞよ。
Luziaさん、ご紹介ありがとうございます。
さっそく、このCDに加えパコのシロッコ、ビセンテのデビューアルバム、
沖さんのアルバム、トマちゃんと4つも注文しちゃいました。
は~や~く~こいこいCDちゃん(歌、季節外れだよっ!)
であであ。
@じんじんさん
>さっそく、このCDに加えパコのシロッコ、ビセンテのデビューアルバム、沖さんのアルバム、トマちゃんと4つも注文しちゃいました。
素晴らしいぃぃぃぃぃぃぃぃ~~~~~~~~~~~~っ!これでじんじんさんもフラメンコの底なし沼から逃れられなくなるぜよぉ。
Luziaさんと知り合った頃から既にハマっておりまするv(^^)。
Luziaさん、質問です。
沖さんからフラメンコに入ってますので、ビセンテ、ディエゴ・エル・モラオ、ニーニョ・ホセーロなどモダンなものを聴いていますけど、私でも楽しめるアルバムだと思われますか?
@vanillaさん
モデルノ(モダンなスタイル)を理解するには昔のスタイルも知るとより楽しめるかと思います。
可能でしたらパコ・デ・ルシアが子供の頃に影響を受けまくったニーニョ・リカルド、サビーカスあたりのアルバムを聴かれてみてはいかがでしょうか。
以前、ビセンテがインタビューで仰っていましたが、サビーカスは今でもよく聴かれるそうですよ。
もし興味がございましたら、以下のアルバムをオススメします。
・ニーニョ・リカルド/“トーケス・フラメンコス・デ・ギターラ”
・サビーカス/“フラメンコ・プーロ”
Luziaさん、ご紹介ありがとうございます(^^)
ニーニョ・リカルドと言うと、沖さんがその名前を冠したスペインのコンクールで、優勝されましたので、お名前だけ親しみがありました。
サビーカスは、沖さん演奏のファルーカ「アルバイシンの丘」が大好きです!
どのアルバムを聴くといいのかよく分からず手が出ませんので、こうやって教えていただけると嬉しいです。
ファルーカは、Punta y taconという曲で、「アルバイシンの丘」では無さそうですけど、
まず、サビーカス”フラメンコ・プーロ”から買ってみますね。
どうもありがとうございます(^^)/
@vanillaさん
ニーニョ・リカルド。そうでしたね。沖さんが優勝されたコンクールはニーニョ・リカルドにあやかったものでした。
サビーカスの“Punta y tacon”はフラメンコ・ギターの世界では大変有名な曲で、誰もが一度はトライする曲です。
Luziaさん、こんにちは^^。
サビーカス届きました、ありがとうございます。
正直もっと古いイメージのフラメンコなのかしら?と思い聴いてみましたけど、この演奏が50年前のものとは驚きました、スゴイですね。
パンチのある音と言いますか、力強い演奏に感じました。
最後のソレア・ポル・ブレリアも最後スゴイ迫力で、ole!って、叫んだあと涙が出るような感じです。
よし、もう一回聴こ~うって、エンドレスになりますね(笑)
@vanillaさん
おぉっ!“フラメンコ・プーロ”を聴かれたんですね。ムイ・ビエン!
スペイン内戦を機に米国に渡ったサビーカスは膨大な録音を残しましたが、中には“キワモノ”的な録音もあり、評価が分かれた時もあったようです。
“フラメンコ・プーロ”は恐らくサビーカスの最高傑作かもしれません。パコ・デ・ルシア出現以前はサビーカス以上のピカード(スケール=音階)を弾けるギタリストはいなかったと言われますし、何よりその音の美しさは史上稀に見るものでありましょう。
パコは子供の頃にサビーカスの助言を受けて、自分自身の音楽を作り始めました。その後もずっとリスペクトし続け、サビーカスがニューヨークで没した時はすぐに駆けつけて、ずっと棺の側を離れなかったとのことです。