時にはズレたくない時もある

オイラの仕事は楽譜関係が主体であるが、もうひとつ重要な仕事はカリスマ店員のフリをすることである。なので、色んな部分で理論武装&実践武装を試みた結果、「取りあえず○○○○のLuziaに聞いてみれば?」みたいなことが業界的に出来上がってしまった・・・。すんません、オイラのやっていることの99%はハッタリです。忍者ハッタリ君なんです。ニンニンっ!というわけで、先日ご来店されたお客人からの質問はこうだった。

「4弦にメロディーがあって、6弦にバス音があります。P(親指)で4弦のメロディーを強調して弾きたいのですが、6弦のバス音をズラさず同時に弾く方法はありますか?」

オイラの頭が悪いせいか初めは何のことだかさっぱりわからんかった・・・。具体的にどういう曲のどこの部分かを聞くと、Miguel Llobet(ミゲル・リョベートW)がギターソロ用にアレンジした有名な“カタルーニャ民謡集”の第1曲目“アメリアの遺言”の後半部分だという。

つまりこういうことであった。この曲はラスト部分でメロディーが4弦で弾かれるのだけど、運指的にはP(親指)を使いたいので6弦開放のバス音であるD(レ)を前打音的にズラして弾かなければならないというわけ。なぁ~んだ、答えは簡単である。

バス音のDをP(親指)で弾き、4弦のメロディーを他の指で弾けばよろしいっ!

これが一番簡単だとは思うのだけど、メロディーを強調しようと思ったらこの部分はP(親指)の方が確かに良い。でも、6弦と4弦を5弦を鳴らさず同時に演奏しようと思えば、前打音的に弾くしかない・・・。困ったね・・・。

で、ちょっと左指の運指が難しくなるけどこうしたら良いのでは?

ミゲル・リョベート編/アメリアの遺言の後半部分。

慣れれば多分弾けると思う。

てことは、このパターンはHeitor Villa-Lobos(エイトル・ヴィラ=ロボスW)の有名な“プレリュードNo.1”なんかにも使えるかもしれん。

ヴィラ=ロボス/プレリュードNo.1の冒頭部分

拍の取り方を間違えなければ(間違えると超ダサくなる・・・)、前打音的に弾くのも乙なものであると思うのだけど・・・。やっぱりこのへんは好みだねぇ。

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