消して一人では見ないで下さい・・・

・・・・・・。なんか違うね・・・。“サスペリアW”の話ぢゃありません。ええと、消音です。つまり、音を消そうぜっ!って話です。なんかここ最近ギター関連で愚痴ってばかりいるのでもう一つ愚痴りんがー。消音に関してこれも意外ながらアバウトなギター弾きが多いのねん。消音すべき所でちゃんと消音をしないと音が濁ってキモいはずなんだけどなぁ・・・。なんでなんだろ?

ギターの楽譜はほとんどの場合、消音すべき音の指示は楽譜に記載されておらぬので、演奏者が練習の段階でそれらの音を見極めて演奏するのが常である。

常であるはずなのに消音せぬギター弾きがあまりに多いので(たぶん・・・)、これでもかというくらい楽譜に消音の指示を書き込んでいるのが、何度もこのブログで書いているRoland Dyensローラン・ディアンスW)先生である。

ディアンス先生も最初はそのような指示はいちいち書いていなかった。例えば、日本でディアンス先生の名を広めた人気作、“Tango en Skaï(タンゴ・アン・スカイ)”には全く書かれていないもの。[1]だけど、消音に対して無頓着なギター弾きが多すぎるので、現在は自作品&アレンジ作品に敢えて消音の指示を執拗に書き込んでいるのではないだろうか?(あくまでも想像でっす)

で、ディアンス先生は消音の指示をピアノ楽譜で使用されるsenza(センツァ=ペダルを離す)記号を使っちょる。

センツァ

一例としてディアンス先生のアレンジのよるPixinguinha(ピシンギーニャW)の名曲、“Naquele Tempo(ナケーリ・テンポ)”の冒頭部分はこんな風になっておる。

ローラン・ディアンス先生がアレンジしたピシンギーニャの“Naquele Tempo(ナケーリ・テンポ)”の冒頭部分。

ディアンス先生の実際の演奏。(音源のみ)

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senza記号のところを消音しなかった場合、せっかく横に流れていた旋律がコードとして響いてしまってキモいね・・・。

ここまでちゃんと楽譜に消音の指示を出しているのはディアンス先生ほか少数なので、やはり本来は演奏者本人が普段から音の響き方を意識して弾くように心掛ねばならぬと思う。

  1. 以前、この曲を名前を出せばだれでも知っている某著名ギタリストの方が、消音すべき音を全く消音せずに鳴らしっぱなしにして演奏していたのを聴いてオイラは雄叫ビートを刻みつつキレた・・・。 [戻る]
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