ギター弾きも自然の恩恵を受けていることに感謝しなければいけないんだねぇ

クラシック・ギターやフラメンコ・ギターの材料って、意外にもスペイン産の材料ってほとんど使われていないんだねぇ。フラメンコ・ギターの横・裏板には基本的にシープレス(糸杉)が使われるからこれはスペインにもあるけど、クラシック・ギターに通常使われる横・裏板はハカランダ(ジャカランダ)やローズウッドでいずれも中南米産であり、表板に使用するのはドイツ・スプルース(ドイツ松)、もしくはシダー(米杉)だし、フレットボード(指板)はエボニー(黒檀)だからインド産、スリランカ産ってことになりまっす。

で、ご存じの方も多かろうが、ハカランダ(ジャカランダ)は1992年にワシントン条約により伐採が禁止された木材であります。現在製作家の方が使用しているものは禁止以前に伐採されたものなので、いずれは枯渇(材料的に)するでありませう。

ドイツ松は規制はされてはいないものの、製作家の方にお聞きするとここ近年は良質の材料がなかなか入手出来ない状況だと言ふ。伐採し過ぎて植林をされ始めたばかりであるらしいので、これらが使用出来るまで大きくなるには100年くらいはかかる。

悩ましいと言えば悩ましいのだけど、自然を破壊するわけにはいかぬ。

たまに楽器を粗雑に扱うお客人を見るのだけど、自然の恩恵を受けているってことは忘れてはいかんよね。

  1. 5月や6月のスペインはハカランダの紫の花が満開で綺麗だったなぁ。

    ああ、このギターは昔は人々が憩う広場の一本の木で、枝には豊かな緑と紫の花が風に揺れていたのかなぁ・・・なんて思えばギターを抱く時に愛しく思うのでしょうね。

    • Luzia
    • 2012年 11月 6日

    @Angelitaさん
    ハカランダの花・・・。今まで考えたこともなく、先程画像検索してじっくり見てきました。藤のような紫なんですねぇ。これはキレイだなぁ。

    これからはハカランダ材を見るたびに思い出しそうです!

  2. 綺麗でしょ?結構肉厚な花びらで南国っぽいの。
    ピカソの生まれた家のある広場にも咲いていました。

    初めてスペインに行ったとき、現地ガイドさんに「これはハカランダという木ですよ」と言われて、ああこれがギターの材料のハカランダなのね~と思いましたっけ。

    • Luzia
    • 2012年 11月 7日

    @Angelitaさん
    スペインにもハカランダがあるのに、なんでギターにはブラジル産のものが使われるのかなぁ・・・とふと思いました。多分、気候の違いで同じ種でも微妙に質が違うのかもしれませぬ。

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