低音連打!

オイラはフラメンコ音楽と同じくらいブラジル音楽が好きでありんす。なので、滅多に人前では弾かぬのだけど、密かに弾いて一人悦に入ること幾星霜って感じなのねん。当たり前の話だけど、フラメンコ音楽とブラジル音楽は全く違いまっす。で、フラメンコ・ギターにはあまり出てこないけど、ブラジリアン・ギターには割りと頻繁に出てくるパッセージが今日のお題である“低音連打”であります。ほとんどの場合、コードと組み合わせてリズムを刻むものでありんす。

いわゆる、“ドローンW”的効果を狙ったものだと思うのですが、とてもパーカッシブでカッコイイんだよねぇ。いくつか例を挙げてみませう。

ブラジルのヴィルトゥオーゾ、Marco Pereira(マルコ・ペレイラ)の Pixaim(ピシャイム)という“フレボ”のリズムによる作品に出てくる連打でっす。かなり速いテンポなので、連打部分はp(親指)とi(人差し指)を組み合わせて弾くのが一般的。

マルコ・ペレイラ/ピシャイム

マルコ・ペレイラ本人の演奏。(音源のみ)

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Anibal Augusto Sardinha、通称“Garoto(ガロート)”の有名なサンバ曲、“Lamentos do Morro(ラメントス・ド・モホ)”をブラジルの名匠、Paulo Bellinati(パウロ・ベリナチ) がガロート本人の演奏から採譜した譜面です。この曲はそれほど速いテンポではないでっす。楽譜に運指は書かれていませんが、パウロ・ベリナチはpのダウンだけで演奏しちょります。

ガロート/ラメントス・ド・モホ(パウロ・ベリナチ編)

パウロ・ベリナチ本人の演奏。

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で、同じ作品を夭折の天才、Raphael Rabello(ハファエル・ハベーロW)は更に発展させ、ほとんど倍速に近い非常に速いテンポによる名演奏(録音も含め)を残しました。現在この曲を演奏する方のほとんどがハファエルの演奏をコピーしたものになっておりまっす。残念ながら楽譜は未出版でござるので、上述のベリナチ編のパッセージ部分を採譜してみたがな。多分、こんな感じだと思ふ。

ガロート/ラメントス・ド・モホ(ハファエル・ハベーロ編)

ハファエル本人の演奏。

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実を言うとオイラはp + i が苦手・・・。オイラのpはほとんど反らないので、なんか弾きづらいのねん。ハファエルのpはいい感じに反ってるよねぇ。いいなぁ。はぁ~、ハファエルみたいに弾けたら最高なんだけどなぁ・・・。

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