スラーとグリッサンドを同時に弾くって・・・無茶ぶりでんなぁ・・・

ここ最近、Víctor Monge SERRANITO(ビクトル・モンへ・セラニート)大先生を聴きまくっています。フラメンコ・ギターを始めた頃にも聴いていたんですけんど、とにかく音を詰め込めるだけ詰め込むという複雑怪奇過ぎるファルセータの連続についていけず、当然弾くことも出来ず、てゆーか、本人以外には弾けぬのではないか?と思うに至って、その後はどちらかと言うと敬遠していたのね。でも、10何年振りにじっくり聴いてみたら、当時は理解出来なかったその素晴らしい音楽!に改めて魅了されてしまった感じっす。

で、今だったら弾けるかもしれんと思い、セラニート大先生の作品が収録されている曲集を色々と引っ張りだしてみたら、やっぱりムズい・・・。

セラニート大先生の有名なTarantos(タラントス)に、“Presagio(前兆)”という曲があるんですが、[1]冒頭のコードからいきなり酷な展開・・・。

1指で押さえている①弦2フレットのF#を①弦開放のEへスラーしつつ、4指で押さえている⑤弦5フレットのDを⑤弦4フレットのC#にグリッサンドするざんすよ・・・。で、裏拍で元に戻るっすよ・・・。指が攣りそうですよ・・・。

serranito_presagio.jpg

よくまぁ、こんな変態的なファルセータを思いついたものでございます。でも、こういう所がセラニート大先生の作品の醍醐味でありまして、挑戦する価値はありまっす。

上記のパッセージは出てきませんが、セラニート大先生の素晴らし過ぎる“タランタス”をご堪能下され。(タラントスではないよ)

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どうですか!いちいち音が細かいっ!まるでアラベスク文様のようです。

フランスのAffedis社から出版されているセラニート大先生の曲集に“Presagio(前兆)”が収録されておりまっす。しかも、セラニート大先生の本人の演奏CD付!例によって、アクースティカさんにも在庫がある模様。

  1. Tarantos(タラントス)とTarantas(タランタス)という形式があってややこしい・・・。大雑把に言いますと、タラントスは基本4拍子、タランタスはフリーリズムの形式でっす。 [戻る]
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