日本に初めて来たスペインのフラメンコ・ギタリストとは?

Calros Montoya(カルロス・モントージャ、もしくはモントーヤ)らしい。1934年(昭和9年)に舞踏団のギタリストとしてご来日。1903年(明治36年!)生まれで、1993年に90歳でお亡くなりになっております。ご年配のフラメンコ・ギター愛好家にとってはSabicas(サビーカス、1912年-1990年)と並んで大変馴染み深いフラメンコ・ギタリストではないでせうか?あの偉大なるRamón Montoya(ラモン・モントージャ、もしくはモントーヤ)の甥っ子なんですが、ラモンと比べるとかなり独特、つまり癖のあるスタイルなんですが、妙に染みるんですよねぇ。

“Tiento Gitanos(ティエント・ヒターノス)”の演奏動画。

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“Farruca(ファルーカ)”の演奏動画。

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上の動画をご覧になって???と思われた方はお耳が鋭いっす!

セヒージャ(カポタスト)が3フレットに装着されているのに、何だか音が低くないっすか?てゆーか、通常のギターのチューニングの音律なんだよねぇ。

すわなち6弦からE(ミ)、A(ラ)、D(レ)、G(ソ)、B(シ)、E(ミ)になっちょる。ということは、カルロス師匠は元のチューニングを3度低くチューニングしているっていうことになるねぇ。

すなわち6弦からC♯(ド♯)、F♯(ファ♯)、B(シ)、E(ミ)、G♯(ソ♯)、C♯(ド♯)にしているんだねぇ。何でわざわざこんな事をするのかは不明なんですが、試みに3度低いチューニングにしてセヒージャ(カポタスト)を3フレットに装着して弾いてみると、弦のテンションがかなり柔らかく感じると思ひます。

で、カルロス師匠のように激しくラスゲアードを弾いてみるとあら不思議。なんとも言えない泥臭い音になりよるわい。しかも、テンションが弱いもんだから、低音なんかは三味線の“さわり”の様にビンビンとビリつく。

面白い事を考えたものです。まぁでも、本当は楽器のことを考えると通常のテンション、つまり、ノーマル・チューニングにしてあげたほうが良いのだけど・・・。

ちなみにオイラは若干張りが強めな方が好みなので、3度下げチューニングはめちゃんこ弾き辛いっす・・・。

  1. ふぅん・・面白いねぇ。
    ギターってこんなふうにいかようにも調整できるところが人間っぽくて親しみがわきます。
    ピアノとかじゃこんなことはできないものねぇ。
    3カポだとフレット幅も縮まって手の小さい人だと弾きやすくなりかもね。

    • Luzia
    • 2014年 4月 25日

    @Angelitaさん
    結果的に弦はかなりベロンベロンになっちゃうのですが、カルロス師匠のようにバリバリ弾く方は弾き難くないのか不思議です。

    サビーカス同様、早くからアメリカに渡ったので世界にフラメンコ・ギター音楽を発信した功績は大きいでっす。

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