“月光”は結構な曲です~別バージョン(おまけ付き)

自分でもクリビツなんですけどね、“月光”、“Moonlight”というキーワードでこれまで6回も記事を書いていたのよ。(その1その2その3その4その5その6)たぶんね、昔付き合っていた彼女の名前が“かぐや”っていう名前でしてね、彼女曰く「わたしぃ~、実はお姫様なんだぁ」と電波ったことを抜かしておったんだけど、ある時「わたしぃ~、そろそろ月に帰るわ。ぢゃあね」なんてアバズレたこと抜かした挙句、本当に月に帰っちゃったのよ。その時、従者と思しき野郎がオイラとかぐやとの記憶を消し去ったんだけど、こうして書いているってことは記憶は消えていなかったんだねぇ。フッ!甘いぜっ!

相変わらず妄想に拍車がかかっております。こんにちは、南こうせつとかぐや姫です。

という訳で、また“月光”ネタをやりまっす。

今回はLudwig van Beethoven(ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンW)の“Klaviersonate Nr. 14 cis-moll “Quasi una Fantasia””、日本では通称“月光ソナタ”として知られる、余りにも有名なこの作品のギター絡みのお話を書くっすよ。

まずはピアノ原曲の演奏動画をどうぞ。演奏は巨匠、Daniel Barenboim(ダニエル・バレンボイムW)。

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やっぱりええ曲やなぁ・・・。この曲のキー(調)はC♯ minor(嬰ハ短調)でっす。

<第1楽章のピアノ・オリジナル冒頭部分>

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クラシック・ギターをやっていらっしゃる方ならご存知かと思いますが、この作品の第1楽章は古くからギターにアレンジされちょりますな。

有名なのは、あのFrancisco Tárrega(フランシスコ・タレガW)のアレンジでっす。前述したとおり、原調はC♯ minor(嬰ハ短調)でありまして、ギターではちょっと無理が多すぎるキーであります。で、タレガは半音高いD minor(ニ短調)に移調しちょります。

<第1楽章のタレガ編~冒頭部分>

claro_de_lLuna_tarrega.jpg

タレガ編の演奏動画。

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これは妥当な移調かと思いまっす。どうしても原調で弾きたい方はギターのチューニングを全弦半音下げにして弾くよろし。実音はC♯ minor(嬰ハ短調)になるがな。

で、次に有名なのは、あのAgustín Barrios(アグスティン・バリオスW)のアレンジでっす。バリオスは2音低いA minor(イ短調)に移調しちょる。

<第1楽章のバリオス編~冒頭部分>

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ブラジルの巨匠、Cesar Amaro(セーザ・アマロ)によるバリオス編の演奏動画。

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さすがはバリオスですね。随所にバリオスらしいアイデアが盛り込まれちょります。カポ4で演奏すると実音はC♯ minor(嬰ハ短調)になるけんど、止めておいた方がよろし。

この2つのアレンジが定番ではありますが、珍しいところではSergio Moldavsky(セルジオ・モルダウスキー)という方が1音低いB minor(ロ短調)でアレンジしちょる。

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モルダウスキー本人の演奏動画。

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響き的にはもの凄くしっくりきますな。しかも、Fernando Sor(フェルナンド・ソルW)作曲、“Vingt quatre exercices très faciles op.35(24の練習曲作品35)”のNo.22、通称“月光”と同じキーだしね。

モルダウスキーさんはこのアレンジを無償で提供されていたので、弾いてみたい方は下記からDLなさんし。
ベートーヴェン~S.モルダウスキー編/ピアノ・ソナタ No.14 Op.27-2“月光”第1楽章~ロ短調版 PDF

さて、ご紹介したものは第1楽章のみのアレンジざんすが、全楽章のアレンジは無いのだろうか?てゆーか、第3楽章はギターでは無理だろう・・・。

と思ったら、クラシック・ギタリストの石村洋さんによるアレンジが存在しまっす。

楽譜は未見ですけど、キーはタレガと同じD minor(ニ短調)ざんす。「よっしゃ、弾いてやるぜっ!」というチャレンジャーの方は、こちらから楽譜が購入出来まっす。

ちなみに第3楽章をバリバリ弾きまくるヘビーメタル系のギタリストがおったがな。しかも、オリジナル・キーで弾いちょる。ゴイスー・・・。

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ここまで書いてきてなんなんですが・・・。やっぱりこの作品はピアノ演奏で聴くのが一番よろしいかと・・・。

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